tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

2013-01-01から1年間の記事一覧

日記131229・紙のないトイレの話(帯広駅)

先年鉄道で北海道旅行をした。写真はその折のスナップ。帯広駅のトイレには紙がないというお粗末な話である。やれやれ。でも年末の悼尾を飾るにはふさわしい話題ではなかろうか。 閑話休題。さすが「JR北海道」で、ここにはトイレはあっても紙はないらしい…

日記131223・ビルに囲まれた東京タワー

写真は東京都港区にある最近の東京タワー。ここは都心の一等地。まわりをすっかり高層ビルに囲まれてしまっていて、さしもの「高い」テレビタワーもご覧の通りのたたずまいだ。川向うに新しく高いテレビタワーが建ったこともあって、最近はすっかり影が薄く…

日記131215・アメリカ人の意見(その2)

前回に引き続き、あるアメリカ人のもうひとつの意見「その二」。これは楽天・田中投手の MLB 挑戦に関する見解だ。 <以下引用> 2、アメリカ人のある野球フアンの意見。 【最近の日本の新聞を見ていると、ポスティング・システムの日米交渉が行き詰まっ…

日記131210・アメリカ人の意見(その1)

傘寿に近い私の友人のなかにも、まだ現役で日常アメリカと接触のある人がいる。彼が下記のコメントを寄せてくれた。まことにごもっともと思うので、下記に引用する。これは「その一」で、最近の日米関係についてのあるアメリカ人の一意見である。 <以下引用…

日記131205・夕張駅前豪華ホテル

北海道・夕張駅前に豪華なホテルがあって、ホテル・マウントレースイという。写真でご覧の通り文字通り駅前で、駅直結でないのが不思議なくらいだ。 ホテルの裏山が、これまた大スキー場になっている。冬になると大勢のスキーヤーが訪れるという。だがほかの…

日記131201・松山市の違法駐輪

日本人に限らず、法律は破るためにある、と解釈しているヤカラは多いものだ。事実は他人との関係をスムースに運ぶための最低限度の合意事項であるはずなのに、である。 それにしてもこの風景はどうか。大きな「駐輪禁止」の看板の横で、駐輪する自転車が列を…

日記131126・続・半熟英語

前回の続き。 私の周囲に英語の達人が居る。日本人だが、英語にかけては、ネイティブなみである。もちろん「読み書き話す」いずれも堪能な人なのであるが、特に書く字は英語として現地人の達筆な人よりもよほど達筆で、欧米人はこの人の字を見て「欧米で正規…

日記131121・半熟英語

さる喫茶店でみつけた、立派な木彫りの看板の英語。 英語の構文が間違っているわけではないが、店の宣伝文句としてはそぐわない。 なぜか。 ここには A little shop but big heart. と書いてある。小さな店「だけれども」大きな心を持っている、と言いたいの…

日記131114・高崎のだるま弁当

この間高崎駅に行ってきた。じつは戦時中、小学校(当時は国民学校)のとき高崎にほど近い埼玉の奥の村に疎開していて、近くの大きな町といえば高崎か熊谷であった。ほんらい高崎は群馬県で埼玉県ではないのだが、それほどの近間だったということだ。 高崎に…

日記131110・無駄な努力の能率手帳

年末が近づいたので来年用の手帳を買いにいった。買うのはもう長年のことで能率手帳と決めており、今年もそれを買った。 買ってみたら、今年から「能率手帳」は「NOLTY」と改称されたことに気が付いた。これはすでに商標登録されており「New style, Original…

日記131105・趣味悪いねえ、京都駅

趣味悪いねえ、京都駅。 みてくれ、この趣味の悪さ。 これが日本の古都の玄関口だよ。 信じられるか? 半世紀ぶりに行ってみて、仰天したよ。

日記131101・豊橋のちくわうまいうまい

このあたりを東海道新幹線で通るときはたいてい「こだま」でのんびりと行く。こだまは各駅停車で、とまるたびに「のぞみ」や「ひかり」などの上級車に抜かれていく。だから各駅での停車時間が五分くらいはあることが多い。 豊橋に五分以上列車が停車してくれ…

日記131025・消毒用アルコール

病院でも食堂でも、ちょっと気の利いたところでは、入口に写真のような消毒用アルコール類を置くようになった。そこに入ろうとする者は、この消毒用アルコールを手に取って両手をこすり合わせれば自然に乾いて、消毒が完了するというアレである。 この方法の…

日記131019・湯漬け風おかゆ

最近の料理は、ともかく手を抜くことばかり優先して、じっくり手間をかけて味のいい料理を作るという、昔のお母さんなら誰でもしていたことを、いまでは誰もやらなくなってしまったらしい。 いまはインターネットの時代で、ちょっと検索すれば、料理のレシピ…

日記131015・公僕はどこ?

日本の公僕精神はどこへ行ったんだろう? 最初の写真はごく当たり前のアメリカの自宅の玄関風景である。 次の写真は、よく見ると右側の壁に郵便受けが取り付けられている。上の箱は配達された郵便類を入れるところで、ここは何の変哲もない。その下に鉤のよ…

日記131010・野球とベースボール

日本の野球とアメリカのベースボールはどこが違うか。まずゲームそのものが、アメリカでは国技であり、日本ではあまたのスポーツのひとつでしかない、ということが挙げられるだろう。 では具体的にどこが違うか。二枚の写真を見ていただきたい。 最初の野球…

日記131005・静岡県沼津市

東海道新幹線に三島駅はあるが、沼津駅はない。この両市は隣り合わせで、人口は沼津のほうが多い。静岡県を大別した場合、西部の浜松市、中央の静岡市と並んで、東部の沼津市は地域を代表するトップ都市なのだ。いえば新幹線に浜松駅、静岡駅があって沼津駅…

日記131001・蕎麦の砂場

日本の蕎麦屋は「砂場系」と「更科系」があって、どこがどう違うかという講釈を蕎麦通の友人に聞いたことがある。だがこちとらは、どうせそれほど凝る必要も気もなくて、行き当たりばったりの店に飛び込んで蕎麦を食わせてもらい、うまければまた行くが不味…

日記130926・Bar bar?

写真は日本のとある理髪店の入口ドア。理髪店を示す意図であろう、「Bar bar」と二語に分けて英語がペイントしてある。 こんな二語の単語があったかと思って念のため辞書を繰ってみたが、やはり「Barber」と一語の単語しか記載されていない。 理…

日記130915・夢の跡

写真はさる温泉歓楽地の、国道に面した兵どもが夢の跡。 世はカネ次第。人口が減る。客が減る、カネも減る、カネがなくなる。売るしかない。ああ無情。この温泉地では、昔から名のある旅館がどんどんつぶれて、そのあとはマンションか老人ホームが建つものと…

日記130909・余市ニッカ工場

もう三年にもなってしまったか。2010年の10月に、北海道・余市のニッカ工場に行った。工場は余市駅前にあった。 ウイスキーの工場であるから、当り前といえば当り前であるが、北海道という地域性も加わって、とても清潔な感じのする工場だった。工場といって…

日記130906・孫が来た

夏休みに孫が来た。 当方の事情を多少なりともご存じの方は、子がいないのに孫がくるとは?と疑問を提出なさるに違いない。そう、実はこの写真の子は、家内の姉の孫、私どもからみれば姪の子なのである。 とにかく可愛い。そしてさすがに人間の子、この齢に…

日記130902・日本の感心

ビルや商店街に入るとき、スイングするガラス戸があると、入るのに押すのか引くのかわからないことが多い。表示がないからでもあるが、日本では欧米のように、戸についている押す棒が「ヨコ」ならば「押す」、「タテ」ならば「引く」という暗黙の合意ができ…

日記130830・軽スポーツ

最初の写真は、来年発売予定のダイハツの軽スポーツ車「D−X」で、現行(・・・と言っても既に生産中止された)コペンの後継車といわれ、どうも新設計の2気筒エンジンを積んで市販に移されるらしい。するとかつてのトヨタ・パブリカの姉妹車「トヨタ800」…

日記130824・和食「トンカツ」

トンカツは日本のミニご馳走、といったところか。写真はさる名古屋のトンカツ老舗店のトンカツ。もちろんトンカツは日本国中どこにでもある。付け合わせのキャベツと共に、トンカツソースをたっぷりかけて食うトンカツと味噌汁の味は、明治期以降間違いなく…

日記130820・わたしのデモシカ川柳

話は旧聞に属するが、半年ほど前に、人生初の経験であるところの拙著を上梓する機会に恵まれた。ありようは自費出版で、誰かが私の原稿を買ってくれたわけではない。それでもISBN番号がついて、全国の本屋で注文すれば、誰でもどこでも入手できる、とい…

日記130815・敗戦記念日に病院食の話

きょうは敗戦記念日。 「敗戦」という事実を表す単語ではなく、「終戦」といかにも先の太平洋戦争(第二次世界大戦)を引き起こしたのは当時の日本政府ではない、という意図が隠された単語を、私は使いたくない。ウソはドロボウの始まり、言い換えは事実の糊…

日記130810・無人偵察機計画

先の第二次世界大戦で日本が敗戦の憂き目を見たのは、ひとつには情報戦に敗れた結果であったとも言える。山本五十六大将(戦死して元帥)の南方の現地における出張計画が米軍側に筒抜けになっていたのも、日本のどこに何を作る工場が立地していたかを米軍が…

日記130805・いまも現役の高高度偵察機U−2

写真の一枚目を見てほしい。これは今年2月、カリフォルニア州パームデールにあるブラックバード・エアパークで買った、アメリカの高高度偵察機U−2の50周年記念のマウスパッドだ。よくみると1955(昭和30)年から2005年の50年となっており、今年はすでに201…

日記130801・昭和12年の航研機

昭和12(1937)年5月25日の昔に初飛行した日本の機体で、当時の周回航続距離で世界記録を達成した飛行機があった。当時の東京帝国大学航空研究所の設計で、東京瓦斯電気工業社製の機体であった。生産機数はたったの一機であったが、この飛行機は昭和13(1938…