tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

2014-01-01から1年間の記事一覧

日記141230・冬の掻き氷

冬の掻き氷、うまい、うまい。 私は高血圧のせいか、冬でもアイスクリームをよく食べる。ほんとは掻き氷も食べたいのだが、こちらのほうは冬に出してくれる店はほとんどない。それを名古屋駅地下街でみつけた。写真のとおり、ここは「大須ういろう」の店で、…

日記141225・今日はクリスマス

きょうはクリスマスだ。年末年始はただでさえも気忙しいのにクリスマスと天皇誕生日が重なって、おおみそかの次の日は元日で、まったく気の休まることのない季節だ。戦前大晦日は掛取りの日で、どこの家庭でも日常の味噌・醤油などは近所の酒屋などから掛け…

日記141219・帽子をかぶってくれえ

写真はよく見るテレビでの料理収録風景。三人のうち誰も帽子をかぶっていない。この三人か、この番組のプロデューサーか知らないが、プロ意識がまったくない、と言わざるを得ない。 人間の頭髪は約10万本あると言われている。人間の細胞は時々刻々入れ替り、…

日記141215・六甲おろし

阪神タイガースの応援歌「六甲おろし」に歌われる神戸の六甲山とは、こういうところだ。写真は山頂付近のものだが、ふだん六甲山になじみのない関東の人には珍しかろう。 だいたい神戸市は坂の町といわれるが、海岸線から山まであまり距離がないので、地形は…

くるま141210・夢も希望もあったくるま

知人が昔のくるまのイラストを送ってきてくれた。上からフィアット・1901年型、ダイムラー・1907年型、キャデラック・1908年型、アウバーン・1913年型、シトロエン・1924年型である。前世紀初めの、くるまに夢も希望もあった時代の、実際に市版されたくるま…

日記141206・どこだよ、こりゃ!

日本人の上等舶来もついにここまできたか。 公共の道路標識にフランス語を使うことはなかろう。もっともこれは正式の道路標識ではなくて、単なる横丁の店の宣伝なのがわずかな救いだ。写真は東京・青山でみた街頭風景。 ろくろくできもしない外国語を操るの…

日記141202・吾輩の朝メシ

写真は私の典型的な朝メシである。「乞食パン」と称して、ボールにちぎった食パン一切れ分を入れ、牛乳をかけただけのものだ。昔はこれに砂糖を加えていたが、齢を取って健康に注意しなければならなくなると、自然に砂糖は消えた。いまはときどきハチミツを…

日記141128・都心の黄葉

都心でも季節を感じることはできる。写真は先週撮った、青山の大通りから神宮外苑の日本青年館を見通した写真。 四季のある日本は素晴しい。収穫の秋は紅葉の秋でもある。それも北へ行けばいくほど、色は鮮やかになる。日光のいろは坂が有名だが、都心でもこ…

日記141125・最近のバター不足

最近どこの食料品店の棚からもバターが消えた。日本の国はなにかおかしい。つい先年、牛乳が過剰生産で、生産地の北海道ではしぼりたての生乳をドブに廃棄したと報じられたばかりだ。それがこんどは牛乳の不足で、生乳を飲料用牛乳に優先的に振り当てる結果…

日記141121・花の命は短くて

秋に咲く花は、春に咲く花に比べて種類が少ない。いつの花であっても、花の命は短くて、苦しいことのみ多かりき、という歌は真実であろう。 私事で恐縮ながら、私の母は、それはそれは花が好きな人で、庭や床の間の投入れの花の世話をよくしていた。その母が…

日記141114・愛宕・虎ノ門界隈

日記141114・愛宕・虎ノ門界隈 先日愛宕から虎ノ門界隈、といっても青松寺寄りのごく限られた地域だが、そこを歩いてきた。昔気質の人は、愛宕は虎ノ門ではないよ、というかも知れない。でも最近、地名でいうと愛宕一丁目にできた高速道路の上に大きなビルが…

日記141108・ボンタン飴

人間齢を取ると昔のものに惹かれる。骨董や植木に時間やカネを注ぎ込むようになると「あの人も齢を取った」といわれる場面は、小説などによく描かれる風景だ。 住んでいるところの最寄り駅のホーム売店で、子供のころから見慣れていて、しかも関東では最近と…

日記141103・湘南モノレール

小生子供と同じで、動くものに興味がある。鉄道もそのひとつ。 先日大船経由のチャンスがあったので、湘南モノレールに乗ってきた。ずいぶん前からある交通機関だが、乗ったのは初めてであった。これは東海道線の大船駅と湘南江ノ島駅を結ぶ「懸垂型」のモノ…

日記141029・日本の資源ゴミ分別

日本の資源ゴミ分別とはざっとこんなもんだ、というサンプルに出合った。関西のさるスーパーマーケットでの見聞であるが、世界に誇ることのできるゴミ捨てだと思える。写真をみてほしい。売場の一角に待ち合わせのためのベンチが置いてあり、その前に分別し…

日記141023・信越本線横川駅

この夏軽井沢に行ったついでに、いまは見るも無残に切られてしまった従来線の信越線を使って東京へ帰ろうと思い立った。軽井沢から横川まではJRの連絡バス、横川から高崎までは信越線の残骸に乗って、従来線で延々と帰ってきた。さらにいうと、軽井沢から…

日記141018・今年もきました年賀葉書の勧誘

日本の郵便局は、土曜日に開店もしないで怠けているくせに、ことしも年賀葉書を買ってくれと、郵便局員がいちいち個人宅を「こんなときだけ」勧誘に廻ってきた。日本人が「働かない」といっているアメリカ人でさえも、郵便局はその日にしかこられない人たち…

日記141016・ナイヤガラ

現在ナイヤガラ方面を旅行中の友人が、ナイヤガラの滝の写真を送ってくれた。わずか2枚しかないが、滝や河の大きさは充分にわかると思うので、まあ我慢してください。 昔マリリン・モンローの「ナイヤガラ」という映画がありました。1953年ごろ、小生がまだ…

日記141012・日本橋から東京駅へ

先日日本橋から東京駅まで歩いてみた。戦前の東京を子供心にでもかすかに覚えている当方としては、いまの高層ビルが林立した都心は別世界だ。 最初の写真は日本橋たもとにある交番。ここに勤めているお巡りさんは、戦前の築地警察署でなにが行われたか知らな…

日記141008・神戸のパン文化

日本の洋風文化も明治のご一新以来だから、もうけっこう長い期間が経った。洋風文化のうち、日常的に接触する機会が多いのが「パン」文化だろう。いまや日本古来の「ご飯」は衰退気味で、もともとは西洋の「パン」は「上等舶来」文化にも乗って、百花繚乱の…

日記141006・右か左か、札幌版

北海道の友人が、エスカレーターに立つ側が右か左か、札幌の現状を写真で教えてくれた。 これを見ると左に立っている。右が追い越し車線、ではなく追い越しスペースだ。だから札幌は東京と同じだ。やはり大阪は変だ。

日記141003・右か左か

日本は左側通行の国である。従って陸上の道路そのほかの交通路では、左側を通行することになっているのは読者諸賢が先刻ご承知のとおり。ただし海上は右側通行である。 左側の中では、高速側と低速側がある。片側2車線の自動車道路でいえば、左側の左側が低…

日記140928・ロスアンジェルス国際空港

考えてみれば、1967年の最初の渡米以来、この空港を何回使ったことか。もしかすると百回を超えているかも知れない。それほどこの空港には世話になった。とくに立ち並ぶ空港ターミナル・ビルの一番奥にあるトム・ブラッドレー国際線専用ターミナルは、日本か…

日記140917・ホンダ芝刈機

たまには、たとえ新車を買う時期ではなくても、自動車ディーラーに顔を出すとけっこう面白い情報に出合える。このほど間もなく発売されるというホンダの軽スポーツ「S660」の発売予定を訊きただしかたがた、うちのホンダのディーラーに寄ったときがそうだっ…

日記140913・アメリカン航空

アメリカン航空の飛行機の尾翼のデザインが変った。ユナイテッド航空と並んでアメリカの二大航空会社のひとつであるが、いままではもうひとつ垢抜けないデザインだった。でもこれはどうか。いずれにしても、強く「アメリカ」を前面に押し出している。 写真は…

日記140907・アメリカのクーペ

アメリカ人は日本人に負けず劣らずせっかちである。くるまのディーラーでくるまを買う契約書にサインすると、その場で新車を渡してくれる。そのときはまだ正式のナンバーは付いていないから、臨時のディーラー名を書いた仮ナンバーをつけてくれる。多くはた…

日記140830・アメリカの看板

日記140830・アメリカの看板 アメリカは広告の国、看板にも力が入る。 看板は、まず何が特徴なのか訴えねばならない。 その次に、その商品なりサービスなりを買う気にさせねばならない。 魚料理の店の看板などは、間違えようがなかろう。 アイルランド系アメ…

日記140808・主婦の智恵

アメリカで生活する日本人の主婦は、家事をするにしても独特の智恵が必要になるときがある。写真がそうだ。 これは台所の洗い場の足許の写真だ。アメリカの洗い場(いまは日本語でも!シンクというらしいが)の床から縁まで、ふつうは90センチほどもある。大…

日記140805・アメリカのモール(商業施設)

アメリカのモールの特徴は、既設の道路沿いに並んだ商店街とは違い、大規模な駐車場を備え、大型店舗や映画館や、時にはアミューズメント・パークまがいの施設が立ち並ぶ、主として郊外にある大規模商業施設の形式と思ってもらえばいい。日本にも最近このよ…

日記140801・アメリカの商用車デザイン

今回は商用車の写真が少ない。仕方ないから、レンタトラックの写真も入れておくことにしよう。 日本ではレンタルのトラックというのはまず見ない。移動距離が短いのと、ものを運ぶなら業者に頼むということが気軽にできるせいもあるだろう。でもアメリカでは…

日記140728・遅かりし由良之介

写真のものは、すべて売却されて、もう日系市民のものではなくなってしまった。 先日お知らせしたロスアンジェルス・ダウンタウンにある日系高齢者ホームが売却された、と地元の日米バイリンガル日刊新聞「羅府新報」に記事が掲載された。現地の日系の高齢者…