2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧
ラス・ベガスのあとは、サウスベイの海岸保養地として知られるレドンド・ビーチに宿をとった。 ロスアンジェルスの空港からもそう遠くなく、近くにはマンハッタン・ビーチ、ハモサ・ビーチなどの美しいビーチが並んでいるところだ。ご多分に洩れず、海岸沿い…
私たちがラス・ベガスを離れる日は、あいにくの雨であった。 やはりこの地方では、冬は雨期なのである。 ギャンブルの総決算はもちろんマイナス。だからこそラス・ベガスではホテル代も食事代も比較的安いのだろう。昔はもっと安かったものだったが。 途中の…
そういうわけで、ストリップ沿いの大ホテルのいくつかは、毎晩盛大にロードショーをやっている。いわば野外劇だ。泊ったホテルでは、海賊船のショーを毎晩四回ほどやっていた。そのたびに、前の歩道を埋め尽くす観衆が詰めかける。写真はその風景。部屋から…
最近は日本の観光地でも、大ホテルを作って宿泊客を建物のなかに囲い込み、そこで飲食からみやげものまで買わせる商法がはやっている。ラスベガスでは、大ホテルを作ってなかにカジノはもちろんのこと、レストランから大劇場まであるのは同じだが、囲い込む…
砂漠の中の人工の町・ラスベガスは最近どんどん大きく、きれいになった。ひとつは新しいカジノがたくさん建ち、観光客が飛躍的に増えたこと、もうひとつは別荘を建てて移り住む人が多くなった関係で、地域が広がったことだ。私が最初にラスベガスを訪れた196…
デス・バレーの中央部にあって、広くこの「死の谷」を見渡せるのがこの Dantes View という展望台なのである。写真はその光景を何枚かに収めたものだ。空に飛鳥なく、地に走獣なし、という形容がそのまま当てはまる荒涼とした景色だ。地には草木も(オアシス…
デス・バレーの名所のうち、唯一の人造建築物がこの Scotty’s Castle である。 荒涼とした長野県と同じ面積に、壮大な自分の邸宅を作ろうと考えた者がいた。その人物がつくったのがこの Scotty’s Castle である。1922年から建築が開始されて、当時の金で150…
写真はローン・パイン方面からのデス・バレー入口。ここでももう岩山・砂漠・塩湖跡など、荒涼とした景色の一端が見てとれる。デス・バレーには、海面下の地点もあり、地学的にも非常に興味あるところだ。公園のまんなかに Panamint Range という大きな山脈…
多少ともマンザナ強制収容所に関係ある話題をもう一つ。 私たちは早朝ローン・パインの宿を発って、デス・バレーに向った。ローン・パインからすぐ、デス・バレーに入る直前に、キーラーという人口百人ほどの、塩湖のほとりの小さな集落がある。そこに昔あっ…
幕末から日本人でアメリカに移住してきた人たちがいた。そのうちでも、会津から北カリフォルニアにきた「おけい」の話は広く長く現地の日系人・日本人に語り継がれている。最初は出稼ぎのつもりできたが、そのうち日本に帰れない・帰らない人もでてきた。こ…
今回私たちは、ロスアンジェルスを出発して、時計回りに、パームデール、ランカスター、それからデス・バレー(死の谷)の入口の町ローン・パインまで一日で突っ切ってそこに一泊し、そこからさして遠くない戦時中日系アメリカ人を強制収容したマンザナ強制…
SR−71 は別称ブラックバードといい、ブラックバード公園の名前の元となった機体だ。SR−71 は F−104 戦闘機を原型として開発された高高度偵察機 U−2 の後継機として開発された。これも高高度偵察機であるが、特記すべきはその高速度である。な…
この間ご紹介したランカスターという町の隣にパームデールという町がある。ここも当然宇宙・航空の町だ。この町に「ブラックバード公園」というのがあって、退役した軍用機を展示している。ボランティアが運営に当っており、そのせいか週日は休みの日が多く…
南カリフォルニアには、サンアンドレアス断層という、1000キロ以上にわたるおおきな断層が南北に走っている。この断層はこうして至るところで容易に目にすることができる。南カリフォルニアはアメリカでは地震多発地帯として知られることもあり、ここから急…