tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

2016-01-01から1年間の記事一覧

日記161221・MRI、CT、超音波、レントゲン

日記161221・MRI CT、 超音波、レントゲン 今年も余すところあと僅かとなった。今年も病院や医師には大変お世話になった。とりわけ首題の検査機器には何回もお世話になった。このコラムの読者諸賢なら、これらの検査機器にお世話にならなかった人は稀だろう…

日記161211・バターが品薄で高いわけ

日記161211・バターが品薄で高いわけ なぜバターがこのところ長期にわたって品薄なのか、そして高いのか。先日日本経済新聞系のテレビ東京の特集番組を見てその理由がわかった。全国の9割近くのシェアを占める牛乳集荷団体でJA北海道系のホクレンという団…

日記161201・ホンダは1000を見直せ

日記161201・ホンダは1000を見直せ ホンダは 1000cc の乗用車のクラスを見直すべきだ。本来日本では、660cc の軽自動車の市場は活発であるが、1000cc のクラスは手薄だ。軽自動車の規格は奇形ともイビツともいえるもので、積荷と運動性能を考えた場合…

日記161121・酢こんぶ

日記161121・酢こんぶ 先日さる川柳会の句報で「酢こんぶで見た紙芝居孫悟空(謝)」の句にお目にかかった。東京始め日本の各地といっても都会に限られたことだろうが、街頭で酢こんぶを買って「孫悟空」や「黄金バット」などの紙芝居を見たことのある老人連…

日記161111・トランプ大統領

日記161111・トランプ大統領 ついに冗談からコマが出た。当初泡沫候補とみられていたトランプ氏がアメリカの大統領に当選したのだ。よかれあしかれ、数々の放言で言いたい放題を続けてきた同氏が、現実に大統領職についても、方言の内容を実現すべく突進する…

日記161101・アウドリィ ヘボン

日記161101・アウドリィ ヘボン 読者諸賢は「アウドリィ ヘボン なんて人は知らないよ」とおっしゃるかも知れない。でもこの人を知らない日本人はまずいない、と言ってもいいだろう。 私どもの同級生に K君が居て、この人は現役のとき日本の大手旅行会社の…

日記161021・甘すぎる日本のジャム

日記161021・甘すぎる日本のジャム イチゴ、リンゴ、杏子、マーマレード、ぶどうなど、ジャムの材料は数々あるが、一般に日本製のジャムは、味が甘すぎるように思う。 アメリカ製のジャムもそうだが、砂糖を入れ過ぎるのだ。歯が痛くなるほど甘い。原料の味…

日記161011・トトねえちゃん 終了

日記161011・トトねえちゃん 終了 NHKの朝の連続ドラマ「トトねえちゃん」が先月末で終了した。 これは雑誌「暮しの手帖」の創業者大橋鎭子(1920年生―2013年、93歳没)と花森安治(1911年生―1978年、66歳没)の物語で、両者は創業時から社長と編集長の役…

日記161001・納豆の藁づとの用途

日記161001・納豆の藁づとの用途 前回も納豆の話題だったが、そのとき「藁づと」の話をした。当時の納豆売りが「ナット、ナット、ナットーー」という売り声であったことも紹介した。戦後すぐは各家庭のガスがまだ復活していなかったこともあり、已むを得ずか…

日記160925・納豆あれこれ

日記160925・納豆あれこれ 半世紀ほど前のこと。大阪出身のK大生グライダー部員が合宿の朝食で納豆を出されて「これは何だ」と目を丸くしたことがあった。関東人の大学生で納豆を知らない者はいないから、江戸っ子の当方はそれを見て「大阪人は納豆も知らな…

日記160910・71回目の敗戦記念日

日記160910・71回目の敗戦記念日 先月のいまごろは、広島・長崎の原爆記念日や、8月15日の敗戦記念日で、いろいろな行事が開催されていた。私がなぜ「敗戦」という文字をことさらに使って「終戦」と呼ばないかというと、それは日本政府の弥縫策に乗せられた…

日記 160825・都知事選挙のユーモアー

日記 160825・都知事選挙のユーモアー 先月の今頃はちょうど東京都知事選挙の真っ最中であった。 元東京都知事の石原慎太郎氏が、自民党公認候補の増田某氏の応援演説で「大年増の厚化粧」と対立候補の小池百合子氏をヤユした。こういうことを公の場で発言す…

日記 160810・土用の鰻 先月の29日(土)は土用の日であった。もともと江戸では鰻、鮨、蕎麦がご馳走のご三家であるが、物価高騰の昨今の世相にあって鰻だけが飛び抜けて高価になってしまったのは読者諸賢ご承知のとおり。当日都心にある、江戸時代からの老…

日記160725・和菓子やーい

日記 160725・和菓子やーい 小田原の駅ビルに和菓子店があるので、そこをよく利用する。なぜここかと言うと、ここには比較的に昔ながらの和菓子を置いてあるからだ。 昭和とくに戦前の東京には、町ごとに食べもの屋があった。いわく蕎麦屋、鮨屋、惣菜屋など…

日記160710・小6が小1をイジメた

日記 160710・小6が小1をイジメた話 恐ろしい話を聞いた。現在は社会人になって3年目、だから年の頃は25歳くらいだろうという人の話で、女性だ。その人が小学校に入学したばかりの1年生のとき、高学年の小6女子からイジメを受けたというのだ。どんなイジメだ…

日記 160625・曹洞宗高僧の教え

日記 160625・曹洞宗高僧の教え 先日都心にある曹洞宗のお寺にいってきた。ここの住職はわれわれの同級生であるがもう曹洞宗の重鎮になっていて、出るところへ出れば、たとえば福井の永平寺にいけば貫首(永平寺では管主といわずこう言うらしい)と肩を並べ…

日記・160610・パンあれこれ

日記 160610・パンあれこれ 日本で初めてパンを大量生産したのは今の徳島県鳴門市であったといわれる。 第一次世界大戦の時、青島(チンタオ)で捕虜になったドイツ人将兵がパンを焼いたのが始まりだそうだ。 それから約百年、日本人はいまだにパンのバラエ…

060525・続ゴマちゃん三菱自動車と監督官庁

日記 160525・続 ゴマちゃん三菱自動車と監督官庁 それでは「ゴマちゃん問題」を引き起こした「三菱自動車」の監督官庁はどこか。 それは旧運輸省と建設省が合併してできた国土交通省(国交省)である。 この事件の発端は三菱自動車の得意先である日産自動車…

日記160511・ゴマちゃん三菱自動車、フォルクスワーゲン

日記 160511・ゴマちゃん三菱自動車、フォルクスワーゲン つい先だって三菱自動車が生産した軽自動車四車種の公表燃費に虚偽があったことが判明した。 実際より5〜10%良い数値を監督官庁へ報告していたというのだ。 その前にはドイツのフォルクスワーゲンで…

日記160425・丁子屋のとろろ汁

日記160425丁子屋のとろろ汁 東海道五十三次の鞠子宿・丁子屋へ行ってきた。 もちろん名物のとろろ汁を食いに入ったのである。 創業慶長元年というから相当に古い店だ。 慶長元年といえば西暦1596年、慶長五年の関ケ原の戦いの五年前の話である。 とろろ汁と…

日記160412・映画・家族はつらいよ

日記160412・映画・家族はつらいよ このところ映画づいていて、先日の「海難 1890」「杉原千畝」に続いて山田洋次監督の「家族はつらいよ」を見てきた。 結論から言ってしまうと、この映画は題名や題字ロゴからも明らかなとおり、往年の「男はつらいよ」の翻…

北海道新幹線に乗ってきました?

160401・北海道新幹線に乗ってきました? 在米日本人の皆さま。 先月末に開通した北海道新幹線に乗ってきました。 何しろ東京駅から新函館北斗駅を最短4時間2分で結ぶというのですから、これは乗らないわけにいきません。 新幹線・新函館北斗駅から従来線…

日記160325・真田六文銭軍機

日記160325・真田六文銭軍旗 読者諸賢は「真田六文銭」の由来をご存じであらう。 そう、あれは三途の川の渡し賃なのだ。 江戸時代、江戸・隅田川の「御厩の渡し」の渡し賃はひとり二文であったと聞く。 人ではなく馬を一匹乗せた時でも同じ二文であったとい…

日記160310・ライスカレーかカレーライスか

ライスカレーかカレーライスか 私は長い間、戦後すぐの間は「ライスカレー」が主流の呼び名であったが昭和も後になってから以後は「カレーライス」が一般的な名称としてより頻繁に使われるようになってきたと思っていた。 いわば昭和三十九(1964)年の…

日記160226・八十歳にしてナンパを拒否するか?

日記160226・八十歳にしてナンパを拒否するか? 今日は2.26事件の日。 事件当日私は生後二か月の赤ん坊であったから、もちろんなんの記憶もない。 ただ母から「あの日から数日は戒厳令で家から外へ出ることが出来ず、幼児用の粉ミルクを買いに行かれなく…

日記160211・大規模喫茶店

日記160210・大規模喫茶店 昔々「喫茶店」は小さな店が多かった。 今では「大規模喫茶店」なるものが出現して多くの客を集めている。 「多くの客」といっても、日中は若いママ族や、いわゆる女子会らしき集まりが多いのもいまどきの傾向だ。 写真は最近でき…

日記160122・映画・母と暮せば

日記160122・映画・母と暮せば ご存じ、吉永小百合の映画である。脚本は山田洋次が井上ひさしの著作にヒントを得て書き下ろしたものらしい。クレジットに井上ひさしの名前があった。 これは架空の物語である。長崎の原爆で吹き飛ばされて死んだ(というより…

日記160111・名古屋の

日記160111・名古屋の味噌煮込みうどん 有名な名古屋の味噌煮込みうどんは、本来家庭の味であったと思われるが、これを商業ベースで年中食べさせる店がある。「山本屋」という。名古屋市にいくとチェーン店網ができあがっていて、手近なところでは、新幹線名…

日記160102・杉原千畝

日記160102・映画・杉原千畝 映画「海難・1890」に続いて「杉原千畝」も見た。興行成績もこのほうがいいようで、同じ美談でもいまどきの日本人に「受ける」温度差があると見える。 「海難・1890」と同じく、この映画でも「日本政府の情なさ」ばかりが目立っ…