tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

日記190911・食器は食欲を左右する

日記190911・食器は食欲を左右する 食器は食欲を左右する。特に日本の料理はそうだ。いかにうまいものでも、いい加減な食器に盛って食卓に出されたのでは興ざめだ。最近の日本人は、そのことを忘れかけているのではないか。 蕎麦はせいろで出すのが正統だ。…

日記190901・9月1日

日記190901・9月1日 日本は地震が多い。いままた南海トラフの大地震が取沙汰されている。東京の直下型地震もいつ起こっても不思議はないといわれ始めてから久しい。地震が起こるのはやむを得ないとして、その際少しでも被害を少なくしようと設けられたのが防…

日記190821・そうめんとひやむぎ

日記190821・そうめんとひやむぎ 今年の夏も世話になった素麺と冷や麦について。 日本を語るのに四季は欠かせないように、季節にはそれぞれの風物詩がある。いや、この場合は「食べ物詩」というべきか。 敗戦までの日本では、ごく一部を除いて、野菜を温室栽…

日記190811・緑十字機決死の飛行

日記190811・緑十字機決死の飛行 たいていの日本人は、敗戦記念日は八月十五日と思っている。例の玉音放送がこの日、正確には昭和二十(一九四五)年八月十五日に放送されたからだ。でも同じ質問を外国人にぶつけると、同年九月二日という答が返ってくる。こ…

日記190801・日本人の幼児化

日記190801・日本人の幼児化 いま若い人の間で、最大に受け入れられる価値観は「可愛い」ということだそうだ。 道理で衣食住からアナウンサーの早口の高音から、ジイチャンバアチャンの孫のあやし方から、なにからなにまで幼児アクセント。フランス人は、自…

日記190721・土用の丑の日

日記190721・土用の丑の日 またまた鰻の話で恐縮です。でも土用となると丑の日、丑の日となると鰻の話になってしまうのは仕方ありません。 「なんで土用の丑の日に鰻を食べるのか」については諸説ありますが、人口に膾炙している平賀源内説を申し述べておき…

日記190711・海の日

日記190711・海の日 まいとし7月第三月曜日は海の日の祝日だそうである。今年は7月15日である。海の日にちなんで、海上自衛隊のイキな話をひとつご披露しよう。 ちょっと古い話で恐縮ながら、2000年7月4日、アメリカの独立記念祭の日、ニューヨーク港に各国…

日記190701・ウォーターボーイズ

日記190701・ウォーターボーイズ 夏だ。水泳の季節だ。 ひと昔前、Water Boys という映画があった。2001年のことだそうである。その後テレビドラマにもなった。あいにくこの年わたしどもは海外に居てこの映画のことを知らなかった。あらすじは高校の文化祭で…

日記190621・短い駅名

日記190621・短い駅名 前々回にスペルの長い英単語の話をしたから、こんどは短い駅名の話をしよう。東京・山手線の駅名で、ローマ字で書くと一番短い駅名がある。どこか。 山手線にはご覧のとおり現在29駅ある。これに近々「高輪ゲートウエェイ」という妙な…

日記190611・助六寿司

日記190611・助六寿司 助六寿司の名前の由来を知っているかい? ま、それはあとのことにして、私は昼飯を食いたいが量はあまり食いたくない、というときに助六寿司弁当はぴったりだと思っている。お稲荷さんと海苔巻きと、たいていは刻み生姜漬が入っているあ…

日記190601・Supercalifragilisticexpialidocious

日記190601・Supercalifragilisticexpialidocious あなたがご存じの英語の単語で、いちばんスペルの長い単語はなんだろうか。私の高校生の頃の答は notwithstanding だった。 ところで同じ質問をアメリカ人にすると、たいてい題名にある単語を言う。意味はど…

日記190521・ホンダジェットと三菱MRJ

日記190521・ホンダジェットと三菱MRJ 自動車メーカーのホンダが自家用七人乗りのジェット小型機を作るというので、飛行機後進国の日本国民の一人としては非常に期待したものだが、ホンダは期待にたがわず、立派に仕事をしてのけてくれた。聞けば昨年の販売…

日記190511・アンクル・サミー

日記190511・アンクル・サミー 日本ではちょっと美人だと、またはちょっと有名だと、それだけであとはなにも芸がなくてもすぐ芸人として通るが、アメリカではそうはいかない。芸人であるからにはまず個性がなければならない。芸もなくてはならない。マドンナ…

日記190501・ペニック・アイリーンと第三の男

日記190501・ペニック・アイリーンと第三の男 君はだいぶ前の洋画で「第三の男」を覚えているか。そう、第二次世界大戦直後のウィーンで、アメリカ製の当時の新薬ペニシリン(抗生物質)が水増しされて密売され、投与された大勢の子供がそのために不具になっ…

日記190421・理屈に合わない裁判員裁判制度

日記190421・理屈に合わない裁判員裁判制度 日本に裁判員裁判制度なんてあってたまるか。これは司法当局の怠慢以外の何物でもなかろう。単にアメリカの圧力に屈して、日本では要りもしない裁判員制度を取り入れさせられただけだろう。 私は民法の授業で覚え…

日記190411・え、オブラート?

日記190411・え、オブラート? いまの日本人は約四割しかオブラートを認識できないらしい。六割はオブラートを見たことも聞いたことも食べたこともないらしいのだ。これは昨年末のテレビ朝日のニュース番組で、街頭で実際に食べさせてアンケートを取っていた…

日記190401・伝統川柳協会の句集最優秀賞受賞

日記190401・伝統川柳協会の句集最優秀賞受賞 2019年4月1日 緊急のご報告です。昨年末「わたしの川柳・狂歌・都々逸選集」を上梓したことはご存じと思いますが、さっそく今年度の「伝統川柳協会の句集最優秀賞」に選出されましたのでお知らせ申し上げます。…

日記190321・もじり英語

日記190321・もじり英語 かなり古典的だが面白い話が「お言葉ですが(4)猿の休暇・高島俊勇著・文春文庫」に載っていたのでご紹介する。高島センセイもこの著書で、昔の話として紹介されているのだが、いまどきの若い読者諸賢に通用するかどうか、はなはだ…

日記190311・Red Rose Cafe

日記190311・Red Rose Cafe 「もしもピアノが弾けたなら」のひそみにならって言うなら、私が喫茶店を開く機会があったとしたら、店名を「Red Rose Cafe」にしたい。もちろん店のシンボルは真紅のバラでテーマカラーは真っ赤なバラの色、そしてテーマ音楽は A…

日記190301・卒業、The Graduate

日記190301・卒業、The Graduate 今月は卒業の月だ。だがアメリカ映画の「卒業・The Graduate」はたしか1967年頃の封切り映画で、アン・バンクロフト主演、脇をダスティン・ホフマンとキャサリン・ロスで固めたカラーのシネスコ映画であった。監督のマイク・…

日記190221・タミフル服用記

日記190221・タミフル服用記 二月初旬、五駅ほど電車に乗って用足しに出掛けた。発車間際に若い女が乗ってきて私から四席くらい離れたところに座った。あきらかに風邪を引いていて、派手にゴホンゴホンと大きな咳を連発していた。ひどい咳だった。にもかかわ…

日記190211・ローストビーフ談義

日記190211・ローストビーフ談義 作家の檀一雄は料理好きで知られた。この人の著書に「檀流クッキング(中公文庫)」があり、計量を一切記載しない男の料理の数々が披露される。なに実際にこの本の示すとおりに数々の料理を男の私が作ってみれば、ちょっとし…

日記190201・慶応大学病院の思い出

日記190201・慶応大学病院の思い出 東京・信濃町にある慶応病院には、忘れられない戦後すぐの記憶がある。昭和21年の暮のことだったと思う。敗戦からまだ一年ちょっとしか経っていなかった。 その日私は小学校の5年生だったと思うが、母に言いつけられて一斗…

日記190121・女のおしゃれ

日記190121・女のおしゃれ 女性は美しくなければならない。心も外見も。老いも若きも。その上自分の個性もそれとなく主張しなければならない。 日本人はよほど群れるのが好きなのか、それが安心できるのか、ファッションもみんなと同じ、右へ習え、だ。黒い…

日記190111・今年のおせち

日記190111・今年のおせち どちらさまも同じだっただろうが、昨年は9月末くらいから拙宅におせち料理の勧誘広告が DM で舞い込んだ。HP でもこの種の広告がずらり並んだ。いくら近年みな気が早くなったといっても、これは常軌を逸した季節外れの早さだった。…

日記190101・明けましておめでとうございます

日記190101・明けましておめでとうございます 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 日本人なら年の初めはこう言わなくては気が済まない。いやさ、気持ちが悪い。最近は朝夕の挨拶はしないし、目を合わせても目礼もしない人が…

日記181221・今年のクリスマス

日記181221・今年のクリスマス 私も八十ン年の生涯にわたって毎年クリスマスを見てきた。もう戦前のクリスマスの様子を覚えている人は少なかろう。戦前のクリスマスは、教会で集まるだけだった。その場合信者同士のプレゼントの交換はあったように思う。それ…

日記181211・ステーキ談義

日記181211・ステーキ談義 師走だからといって景気悪い話ばかりでは気が滅入る。うまい話もしよう。今回は私がご馳走のひとつに入れるステーキの話だ。日本人には比較的馴染みの薄いローストビーフもいずれ言及する機会もあるだろう。きょうはステーキだ。 …

日記181201・二十万欲しい

日記181201・二十万欲しい 年の瀬を控えて切実な話である。昔買物は「掛け買い」が普通だった頃、掛け買いのできる家庭の支払いは年二回、盆と暮だった。したがってたいていの商人の大晦日というものは掛け取りに走り回って、家に落着くのが夜中の12時、つま…

日記181121・テレハラ

日記181121・テレハラ このところまたよく勧誘電話がかかってくるようになった。いわゆる詐欺電話ではなくて、当方には用もない化粧品などの売込み電話である。 先日の女勧誘員がしつこく電話してくるので、とうとう家内が扱い兼ねて私に電話をまわしてくる…