日記130824・和食「トンカツ」
トンカツは日本のミニご馳走、といったところか。写真はさる名古屋のトンカツ老舗店のトンカツ。もちろんトンカツは日本国中どこにでもある。付け合わせのキャベツと共に、トンカツソースをたっぷりかけて食うトンカツと味噌汁の味は、明治期以降間違いなく和食の部類に入ることになった。
この店のトンカツはまあまあだったが、付け合わせのキャベツの量が少ないのには参った。さすが締り屋がそろっている名古屋だけのことはある。客に出すキャベツまで倹約するらしい。一方たとえば東京・目黒のトンカツ老舗店では、キャベツは細切りのうまいヤツを、いくらでもお代りしてくれる。
ソースについても、これは他店の例だが、キャベツにかけるソースがふつうのトンカツソースではなくて、甘いドレッシング風のソースを出してくる店もある。これにはがっかりする。
だが喜寿を超えて、私の胃腸も機能が衰えてきて、気をつけないとトンカツでも腸閉塞を起こす。腸閉塞を起こせば、入院はまず間違いないから、物騒である。用心しいしい食うトンカツ定食なぞうまいわけがない。そこがつらい。