tokyokidの書評・論評・日記

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日記・160610・パンあれこれ

tokyokid2016-06-10

日記 160610・パンあれこれ
 日本で初めてパンを大量生産したのは今の徳島県鳴門市であったといわれる。 第一次世界大戦の時、青島(チンタオ)で捕虜になったドイツ人将兵がパンを焼いたのが始まりだそうだ。 それから約百年、日本人はいまだにパンのバラエティーとそれぞれの美味さを知らない。
 言うまでも無くパンの主原料は小麦とライ麦等である。 普通小麦粉といえば強力粉や薄力粉などのいわゆる「小麦粉」がそれであるが、小麦のつぶの外皮は「ふすま」として普通は家畜の飼料にされる。 戦後すぐの時代、小麦粉が貴重品であった頃に「ふすまパン」というのがあって、これがいかに不味かったか覚えておいでの読者諸兄も多いのではないか。
 閑は休題。
 パンの種類にはいろいろある。 思いつくままに並べてみると、各種食パン、各種菓子パン、マフィン、クロワッサン、コッペパン、コロネ、サンフランシスコサワーブレッド、各種ロールパン、チャパティ、スコーン、ドーナツ、ナン、バゲット(フランスパン)、ハンバーガーバンズ、プレッツェル、ベーグル、ホットドッグバンズ、黒パン、コーンブレッド、トルティーヤ等々。
これらはいずれも魅力的なパンのラインナップであるが通常の日本のパン屋では売っていないものが多い。 特に「ホットドッグバンズ」「ベーグル」「マフィン」「ハンバーガーバンズ」等は日本の場合、中身はふわふわとやたらに甘く、用途に合っていない場合がほとんどである。 総じてパンというものは皮も中身もパリッと焼きあがっていて香ばしいのが最上であるが最近の日本のパンはどれもモチモチネトネト、食感が悪くて気色が悪い。 一つ不思議なのは日本でこれだけハンバーガーサンドイッチが普及したというのに、昼食として最適なホットドッグが一向に普及しないことだ。 だからホットドッグバンズは何処のパン屋でも扱っていない。 これが困る。□(写真は全てネットから借用)