日記161021・甘すぎる日本のジャム
日記161021・甘すぎる日本のジャム
イチゴ、リンゴ、杏子、マーマレード、ぶどうなど、ジャムの材料は数々あるが、一般に日本製のジャムは、味が甘すぎるように思う。
アメリカ製のジャムもそうだが、砂糖を入れ過ぎるのだ。歯が痛くなるほど甘い。原料の味が飛んでしまって、ただ甘いだけ、というジャムが多すぎる。ヨーロッパで味わった甘過ぎず、原料の上品な味わいが残っているジャムは作れないものか。
味に関係のないことだが、日本のジャムは値段が高すぎる。朝の食卓のトーストに塗ったら3日ほどの量が、小さな250グラムやときには100グラムほどのちいさなガラスの瓶に入って、それが結構な値段をしている。アメリカみたいに、1ポンドつまり450グラムほどの大瓶に入ってしかも値段は日本の半分、ということは望み得べくもない。
ジャムに限らず、日本の物価はアメリカの2倍から4倍が相場だ。国力の違い、と言ってしまえばそれまでだが、うまいものを安く食べたいのは世界中の願いだろう。うまくて安く甘過ぎないで、農薬を使っていない安全な原料で、原料の香りを楽しみながらトーストにジャムをたっぷり塗って食べたい、というのは贅沢な願いなのだろうか。□写真はネットから借用。文中のジャムをは関係ありません。