060525・続ゴマちゃん三菱自動車と監督官庁

日記　160525・続　ゴマちゃん三菱自動車と監督官庁
　それでは「ゴマちゃん問題」を引き起こした「三菱自動車」の監督官庁はどこか。　それは旧運輸省と建設省が合併してできた国土交通省（国交省）である。
この事件の発端は三菱自動車の得意先である日産自動車からの指摘がもとであったと報道された。　当然この軽自動車4車種が市販される前に、三菱自動車から国交省に対して問題の燃費を含め必要な全ての技術的データーが提出されていて、その結果市販が許可されたものと推察される。
　では、なぜ三菱自動車が燃費をゴマカシたのか。　国交省は真実を見極めずに市販を許可したことになる。　
　これは我々納税者にたいする重大な背信行為である。　事前に事実を確認できない監督官庁は必要ない。　性善説などとは言訳のタネにもならない。　以後国交省は自動車メーカーに対して事前に技術データーの提出を求める今の制度を廃止したらよかろう。　それが出来ないのであれば、そのことを規定した法律を全廃して、すべて自動車メーカーの自主判断に任せたらどうか。　ウソをつけば市場はくるまを買ってくれないだろうし、くるまを買ってもらえないメーカーは市場から退場せざるを得ないので、その方がよほどすっきりする。□（写真はネットから借用）