tokyokidの書評・論評・日記

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日記161221・MRI、CT、超音波、レントゲン

tokyokid2016-12-21

日記161221・MRI CT、 超音波、レントゲン
 今年も余すところあと僅かとなった。今年も病院や医師には大変お世話になった。とりわけ首題の検査機器には何回もお世話になった。このコラムの読者諸賢なら、これらの検査機器にお世話にならなかった人は稀だろう。
 ★せんせいはオレの顔見ず画像だけ(謝)
 この川柳に謳われるように、最近の日本の医師は患者の顔を見て問診をする人は少なくなって、検査機器で検査した結果がデータとして画像に送られてきて、その数値を見て病状を判断することが多くなった。
で、その検査のことだが、他国たとえばアメリカに比べて日本の患者はとても恵まれた環境にある。日本に居てはとても実感できないことだろうから、ここでアメリカの現状と比較してみるのも無駄ではなかろう。アメリカの病院でこれらの検査をするのは一苦労だ。まず検査の予約を取って、指定されたその日に病院に行って検査をしてもらって、たいていは1,2週間後にかかりつけの医師の予約を取らされて、その日に病院に行くと医師から検査結果に基づいた所見が患者に告げられる、という仕組である。つまり検査をしてから結果を告げられるまでに週単位の時間がかかる。
 これが日本だと、病院の混み工合にもよるが、診察の途中で医師が検査の指示をして、もし検査機器と検査技師が空いていれば、そのまま検査機器のある診断室にまわされて即時検査され、早い場合は15分ほど待てば検査結果が出て書類を持たされて医師の診察室に戻される、という工合である。つまり時間がかからない。検査も効率よく流れ作業で行われるから、早い。そのうえ検査機器は日本で開発され、製造された高度かつ最新の検査機器が多いから、操作は簡単で結果も正確に出る。つまりうまい。その上医師はまるで紙のコピーをとる要領で検査を命ずることができて、安い。まして日本は国民皆保険の国だ。患者の負担は、私などの低所得者は一割負担だから、アメリカのときには何百ドル、何千ドルもする検査料からは想像もできない安さである。つまり日本では、これらの医療検査をしても、うまい、早い、安い。大変なものである。世界中見回してもこんなに恵まれた国はないだろう。
これはみな日本人の勤勉さがもたらした「世界に冠たる」医療制度のおかげなのだ。感謝すべきことである。□(写真はネットから借用)