日記140907・アメリカのクーペ
アメリカ人は日本人に負けず劣らずせっかちである。くるまのディーラーでくるまを買う契約書にサインすると、その場で新車を渡してくれる。そのときはまだ正式のナンバーは付いていないから、臨時のディーラー名を書いた仮ナンバーをつけてくれる。多くはただの紙のものだが。一枚目の写真がそれだ。
乗用車のクーペ・ボディは、運転者しか乗らない場合に手軽でいい。そのくせ同乗者がいるときでも、乗り込むときにちょっと我慢すれば4人まではゆっくり乗ることができ、使いやすいボディなのである。4ドア車にくらべて安く、それでいて軽いから運動性能もいい。
ホンダもニッサンも、日本では売っていないクーペ・ボディのくるまをアメリカでは売っている。それも日本ではもはや売っていない「ホンダ・シビック」「ニッサン・アルティマ」のクーペとしてである。二枚目以降の写真がそれだ。
個人的にはクーペは大好きなので、この種のくるまを日本ではまず見かけないのは淋しい。日本でのクーペは売れ行きが悪いからだ。仕方ないか。