tokyokidの書評・論評・日記

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日記141202・吾輩の朝メシ

tokyokid2014-12-02

 写真は私の典型的な朝メシである。「乞食パン」と称して、ボールにちぎった食パン一切れ分を入れ、牛乳をかけただけのものだ。昔はこれに砂糖を加えていたが、齢を取って健康に注意しなければならなくなると、自然に砂糖は消えた。いまはときどきハチミツを入れることもあるが、ただそれだけだ。このボウルは、なんだか犬に餌でもくれてやる器に見えるかも知れない。だがれっきとした私専用の朝メシ用ボウルなのだ。
ところで別件だが、なんで「乞食」が差別語なんだろうね。私には理由がわからない。「食を乞う人」なんだから「乞食」でいいのではないか。いまは「ホームレス」と言うようだが、それでは意味が違う。なにをもって差別とするか、それが問題だろう。差別するつもりで使う日本語ならば、どんな言葉でもみんな差別語になる。どうして「つんぼ」「めくら」「びっこ」「ふとっちょ」「やせっぽち」なども差別語なのか。英語なら deaf, blind, limp, fat, skinny など一発で用が足りる。誰もこれらが差別語だなんて思いもしない。だが、人を見下げてモノを言うのは「みっともいい」ものではないのも事実。多分それが差別の原点で、上に例に挙げた日本語は、よく人を見下げるときに使われる言葉なんだろう。でもそれで通常の日本語を差別語だと定義されるのは不合理なことだ。
 話は戻って、もうひとつの常識的な洋式朝食は、私がアメリカでよく食べていたフレンチ・トーストだ。これは前回カリフォルニアに行ったときコーヒー・ショップで撮った写真。玉子と砂糖を混ぜた液を食パンに沁み込ませて焼く。粉砂糖を振りかけて、写真には出ていないがこれにメープル・シロップをかける。ふつうはベーコンかソーセージがつく。けっこうボリュームがあるので、朝起きたとき、今朝は小腹が空いているなと思ったときは、アメリカでは迷わずボリュームたっぷりのこのフレンチ・トーストにした。ご覧のとおり、日本みたいにバカのひとつ覚えで朝食にサラダが出てこないのもいい。オレは兎ではないのだから、朝から野菜は食いたくないよ。食うなら果物だよ。