tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

2012-01-01から1年間の記事一覧

NZ日記120728・NZのフイッシュ・アンド・チップス

NZ日記120724・ニュージーランドのフィッシュ・アンド・チップス ニュージーランド(以下NZ)で、フィッシュ・アンド・チップスを食べてみた。いうまでもなく英本国で有名ないわばスナックの一種だ。本来の英国ならば、大西洋でとれる鱈を衣で包み、油で…

日記120724・イチローの記者会見TPO

日記120724・イチローの記者会見TPO きょうイチローがマリナーズからヤンキースに移籍するという記者会見があった。ここで問題にしたいのは、記者会見でのイチローの服装だ。きちんとネクタイを締めてスーツ姿だ。日本人が自分の去就に関してモノをいうと…

NZ日記120722・NZも寿司ブーム

[f:id:tokyoNZ日記12072・NZ も寿司ブーム ニュージーランドでも寿司ブームだった。街の至るところで「寿司」を売るカウンターがあって、小売をしていた。なかには、活発な日本語が聞こえてくるブースもあった。たくさんの若い日本人女性が働いているよう…

NZ日記120718・アウクランド・ニュージーランド避暑記

NZ日記120718・アウクランド・ニュージーランド避暑記 今月6日から昨17日まで、生れて初めての南半球・ニュージーランド(以下NZ)のアウクランドに行ってきた。この時期北半球の日本は梅雨期ないしは夏の季節であるが、南半球は冬の季節であるから、…

日記120705・ブランド狂い

日記110101・ブランド狂い◆Sさんという知人から「そのひとの人生を考えさせる」楽しいメールがきた。以下のようなものであった。 笑った笑った、大笑い!人生案内に出ていた記事です。お読みください、楽しいお話ですよ!(以下読売新聞「人生案内」欄から…

日記120629・1分遅れでも文句を言うか?

日記120629・1分遅れでも文句を言うか? きょうの中日新聞に面白い、と言って悪ければ、興味深い記事が掲載された。写真の記事がそうだが、全文を下記に引用する。<以下引用> 発車遅れ なじられ立腹 バス運転手 客置き去り 名古屋市、処分検討 名古屋市バ…

日記120619・股ひろげ銀の座席に寝る狸(謝楽斎)

日記120610・股ひろげ銀の座席で寝る狸(謝楽斎) 日本では見慣れた風景、というべきか。 付近に高齢者がいようと幼児連れがいようと妊婦がいようと、白河夜船を決め込んでしまえば席を譲る気配も義務もない。日本では健康な(若いのも含めて)人つまり交通…

書評120613・万里子さんの旅

120609 書評・★万里子さんの旅(入江健二著・論創社刊)★本書について 副題に「ある帰米二世女性の居場所探し」とある。「帰米二世」とは、第二次世界大戦(太平洋戦争)前にアメリカに居住していたが、当時の日米間の不穏な情勢に影響されて日本に帰国した…

日記120607・「商い中」だってさ!

日記120512・「商い中」だってさ! 写真は店頭でよく見かける看板のひとつだが、なんと「商い中」だってさ。 客から見れば、こんな看板を出さなくても、のれんが出ていればその店が営業中なのはわかっている。 この看板を出している店は「自分の店はいま商い…

コラム・わたしのアメリカ観察 20

特殊な国アメリカ アメリカはソ連が崩壊した現在、世界で唯一の超大国であり、世界中を見回してみても類似の国はない。アメリカはある意味で特殊な国なのである。ま、国としての違いうんぬんは、政治の話になって、アメリカではパーティで政治と宗教の話はす…

日記120512・みごとなサービス精神

静岡・沼津港には、場外に多くの鮮魚専門の店が集っている。先日アメリカから来た友人に案内されて、そのうちの一軒に行ってきた。地元の人間が遠来の客に案内されるというのも妙なものだが、そこはそれ、食通と門外漢の違いなのである。 私の頼んだ「金目鯛…

日記120508・ヘンな英語

日記120508・ヘンな英語 こんな英語アリか? いま日本では、口語から文語に至るまで、ヨコモジそれも英語で表現することがはやっている。でもなかには英語として成立しない「ヘンな英語」が含まれている。写真がその一例だ。これは日本のある不動産会社の折…

日記120425・ちびまる子の苺ジャム

日記120101・ちびまる子の苺ジャム いつかテレビで見たマンガの「ちびまる子」で、苺ジャムの作り方をお母さんが教えていたシーンがあった。さっそくメモして、自分でも作ってみたらうまくできた。これに味をしめて、苺の季節も先が見えてきた現在、今年も店…

日記120420・そして日本人は働かなくなった

日記120420・そして日本人は働かなくなった 右の写真は小さくて見えにくいかも知れない。これは日本国中どこにでもある郵便局の扉の横に貼ってある「営業時間」のお知らせだ。肝腎なことだけ記すと、いまや日本の郵便局の窓口が開いているのは、平日の午前9…

日記120416・日本語あれこれ

日記120308・日本語あれこれ (1) 読売新聞の編集手帳欄に興味ある記事が載った。いわく・・・・・ 戦前、国語の浄化を目的にした詩人の団体がつくられ、佐藤春夫も会員に名を連ねた。永井荷風は日記に書いている。〈佐藤春夫の詩が国語を浄化する力ありと…

くるま120410・女王陛下の次期戦闘機(改訂版)

くるま120410 女王陛下の次期戦闘機(改訂版) 帰国後ずっと懸案事項だったうちの女王陛下の次期戦闘機の機種選定がついになされた。次期戦闘機の機種選定経過は次の通り。まず女王陛下の希望購入仕様項目は次の通り。 内外ともにデザインのいいくるまで、運…

日記120406・五万円札・十万円札

日記120406・五万円札・十万円札 平成24年(2012)現在のこんにち、まだ五万円札と十万円札は世の中に流通していない。しかし「男の仕事」は「先を見通すこと」であるとすれば、五万円札や十万円札が世の中に出現するのは、もう時間の問題だろうと思わざるを…

くるま120401・女王陛下の次期戦闘機

くるま120401・女王陛下の次期戦闘機 帰国後ずっと懸案事項だったうちの女王陛下の次期戦闘機の機種選定がついになされた。次期戦闘機の機種選定経過は次の通り。 まず女王陛下の希望購入仕様項目は次の通り。 内外ともにデザインのいいくるまで、運転の取り…

コラム・わたしのアメリカ観察 19

死語になった戦争花嫁 いまどき「戦争花嫁」は死語になった。つくづくそう思ったのは、赴任先のカリフォルニアで日本人・日系人のパーティがあって、そこで40歳台後半と思われるアメリカ人と結婚している日本人女性に向かって、20歳台前半の女子学生が「あな…

日記120322・横浜ニューグランドホテル

日記120322・横浜ニュー・グランド・ホテル 先日横浜漫歩を試みたついでに、横浜の老舗ホテルであるニュー・グランド・ホテルに行ってみた。戦後すぐコーン・パイプをくわえて厚木飛行場に降り立ったマッカーサー元帥が、その日から宿舎として使った由緒ある…

日記120318・横浜山下公園・氷川丸

日記120318・横浜山下公園・氷川丸 氷川丸は戦前から戦後にかけて、主に日本郵船の太平洋航路の豪華客船として活躍した。いまは横浜の山下公園に隣接して係留されていることをご存じの方は多かろう。昭和16年の開戦前夜、この船は交換船として当時日本に居留…

日記120314・横浜・伊勢佐木町

日記120314・横浜・伊勢佐木町 先日約三十年ぶりに横浜の伊勢佐木町を歩いてみた。戦後、伊勢佐木町を全国区にしたのは、青江三奈の「伊勢佐木町ブルース」が流行ったからだと思う。伊勢佐木町は戦前にも知られた横浜の繁華な商店街で、三丁目から七丁目まで…

日記120308・キム・ノヴァック

日記120308・キム・ノヴァック 横浜・伊勢佐木町の古本屋で、キム・ノヴァックの表紙の古い映画雑誌を見つけた。 半世紀以上前のシロモノである。当時「映画の友」と並んで洋画で有名な「スクリーン」誌・1958年7月号であった。この雑誌では、彼女は「鈴と本…

コラム・わたしのアメリカ観察 18

昭和43年(1968)のアメリカ観察◆以下の文章は、1968年に筆者が生れて初めてアメリカに出張したあとで、当時の勤務先の社内報に発表した、いわば「半世紀前の」「アメリカ見聞記」である。このころは1ドル360円の為替レートであり、海外持ち出し外貨の限…

日記120229・Dixieland Jazz@HUB浅草

日記120229・Dixieland Jazz at HUB 浅草 一昨日久しぶりにジャズハウスのライブ演奏を聴きに行った。 浅草の「HUB浅草」というライブハウスで、満員の盛況だった。 Dixieland Jazz は別名 Happy Music とも言う。 その名のとおり、聴く人の心をハッピー…

日記120225・熱海桜

日記120225・熱海桜早咲き桜として有名な熱海桜の2,3日前の様子がこれ。基準木だが、もう満開だ。 同じく早咲き桜として知られる河津桜も佳境に入ってきたようで、観桜客の情報がチラホラ聞こえてくる。きのうは小田原・曽我梅園の梅がほころんできた、と…

コラム・わたしのアメリカ観察 17

野球名言集 前回の「ケムに巻く話・野球篇」が好評だったので、その続編として野球名言集をお届けしよう。 ご存じのとおり、野球はアメリカの国技である。日本には比較的早い時代に入ってきた。明治になると、対抗試合が盛んにおこなわれた。アメリカ人は野…

コラム・わたしのアメリカ観察 16

ケムに巻く話 (野球篇) 前回の「ケムに巻く話」が好評だったので、その続編として野球篇をお届けしよう。 その一・なぜ左投手を「サウスポー」と呼ぶか。「南の掌」とはなにか。答えは次の通り。球場のホームプレート(ホームベース)は、打者に西日が当らな…

コラム・わたしのアメリカ観察 15

ケムに巻く話 日本人がアメリカに住んでいると、否応なくアメリカ人と英語で話をしなくてはならない。当然当方は(母国語の日本語ではないので)悪戦苦闘だ。これは流暢な英語をお話しになる読者諸賢の話ではなくて、著者の話である。なかには相手を(英語の…

コラム・わたしのアメリカ観察 14

新らしもの好き アメリカ人の「新らしもの好き」は相当のものだ。彼らにとって、「新しいもの」は「いいもの」なのであり、「古いもの」は「改革すべきもの」なのかも知れない。 自動車を例にとってみよう。幾多の内外の自動車メーカーは、毎年秋になると、…