tokyokidの書評・論評・日記

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日記120308・キム・ノヴァック

tokyokid2012-03-08

日記120308・キム・ノヴァック

 横浜・伊勢佐木町の古本屋で、キム・ノヴァックの表紙の古い映画雑誌を見つけた。
 半世紀以上前のシロモノである。当時「映画の友」と並んで洋画で有名な「スクリーン」誌・1958年7月号であった。この雑誌では、彼女は「鈴と本とローソク」という、いまではまったく知られていない映画で紹介されている。キム・ノヴァックといえば「ピクニック」「愛情物語」「黄金の腕」「めまい」などで知られる大スターだった。名前から察せられるとおり、ポーランド系の金髪美女で、石臼のような大きな尻と、グラマーでありながら掌に入るくらいの小ぶりな形のいい乳房がトレードマークだった。相手役はピクニックがウイリアムホールデン、愛情物語がタイロン・パワー、黄金の腕がフランク・シナトラ、めまいがジェームス・スチュアートと、相手役も一流であった。この女優のブロマイドは、もう日本ではもちろん、アメリカでも見つけられなくなってしまった。

*写真はスクリーン誌、1958年7月号表紙のキム・ノヴァック。