日記130305・ＳＲ−７１

　ＳＲ−７１　は別称ブラックバードといい、ブラックバード公園の名前の元となった機体だ。ＳＲ−７１　は　Ｆ−１０４　戦闘機を原型として開発された高高度偵察機　Ｕ−２　の後継機として開発された。これも高高度偵察機であるが、特記すべきはその高速度である。なんとマッハ3.2を出す。この偵察機はステルス性も加味した特異な機体のデザインで、非常に操縦がむずかしかった機体として知られたらしい。巡航高度は2万5千メートル以上、プラット・アンド・ホイットニー社製ジェットエンジン　Ｊ５８　を２基積む。この高速では機体の表面温度は高くなり、乗員保護から燃料に至るまで当時の最新技術を駆使した新機軸が採用されたため、実際に飛び立つには、24時間前から特殊な燃料を使ってエンジンを始動して準備しなければならなかった、と伝えられた。やはりロッキード社製で1964年に初飛行したが、その後写真衛星技術が進歩したので必要がなくなり、1998年には退役している。写真は　Ｕ−２　のそばに並べられた　ＳＲ−71。そのほかのこの公園にある、誰でもさわったり乗ったりできる機体の写真もアットランダムで添付しておこう。
　じつは写真の入れ方がいまだにわからない。どこでどう食い違ったのか、特殊輸送機の写真が「今日の一枚」に居座って、どうしても最後にアップされている「ＳＲ−７１］が今日の一枚に入らないのだ。しかも下の写真には、題名も書き入れたのに、画面にはでてきていない。まったくコンピュータって、不思議だねえ。