日記130315・Scotty’s Castle

デス・バレーの名所のうち、唯一の人造建築物がこの　Scotty’s Castle　である。
　荒涼とした長野県と同じ面積に、壮大な自分の邸宅を作ろうと考えた者がいた。その人物がつくったのがこの　Scotty’s Castle　である。1922年から建築が開始されて、当時の金で150万ドルから250万ドルかかったと言われている。この邸宅には大きな水泳用ブールが作られており（現在は空堀）、その水は山から引いてきたというが、こんな砂漠のしかも山の中で、これだけの水が出たのは、まことに不思議な現象である。現在は見学者年約10万人。案内人が定時に邸内をツアーしてくれる（有料）。今回１月に訪れたときには、土産物を売っているコーナーはあったが、元あった簡単なカフェテリアはなくなっていた。
　ここの名前には　Castle　がついているが、城塞ではない。単なる　Mansion （大邸宅）である。
　写真は構内の風景。