日記130321・ＬＶホテルとカジノ

　最近は日本の観光地でも、大ホテルを作って宿泊客を建物のなかに囲い込み、そこで飲食からみやげものまで買わせる商法がはやっている。ラスベガスでは、大ホテルを作ってなかにカジノはもちろんのこと、レストランから大劇場まであるのは同じだが、囲い込むという思想はあまりなさそうだ。その証拠は、ストリップ沿いに見えるところで、夜間大きなショーが無料で見られることだ。この風景は後日お目にかける。
ラスベガスにン十年ぶりで泊った。ストリップ沿いのホテルにチェックインした。写真は室内から撮った窓外の景色。ストリップを見下ろしている。ピカピカの建物が並んでいるのがわかる。これが全部ではない。それどころか、ここはストリップの端に位置する、むしろ場末のごく一部分なのだ。それでこの賑いなのである。チェックインしたのが割合早い時間だったので、午後の日射しから薄暮の風景まで、写真に撮れた。
　もうひとつ、ホテル内のカジノの様子の写真も入れておく。これは廊下の片側が商店街、もう一方がカジノの場所なので、奥行きがない。ほんとうのカジノは、画面左側、少なくとも二百坪はあると思われるスペースに展開している。いや、それ以上広いかな。ただどこのカジノも、一階にあるのがきまりのようだ。二階や地下のカジノというのは、見たことがない。