tokyokidの書評・論評・日記

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日記191201・みんなで医療保険制度を守ろう

日記191201・みんなで医療保険制度を守ろう

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 先週地域で一番大きい大学病院の皮膚科で受診した。ドクターが親切にみてくれて、塗り薬を二種類処方してくれた。この時は先月医療保険の支払が1割から2割に上っていたはずだったが、それでも支払は全部含めてたったの160円だった。1600円ではなく、たったの160円ですよ‼ このとき東南アジア系、おそらくは中国人か韓国人なのか外国人ふたりが、支払いの列に割り込むのを見た。次に並んでいたのは日本人のおばあさんだったがその人はなにも言わず、その後ろに並んでいた十人ほどの人も含めて、結局その外国人の行動を誰も咎めなかった。他人事ながらこれには腹が立った。

 その前に不整脈がでて、同じ病院の内科で診てもらった。このときはレントゲンと心電図を撮ってもらって、心臓の薬を二種類処方してもらった。支払額はちょうど1000円だった。これも2割負担だったはずなのに、常識外といえるほど安かったのには驚いた。

 もう半年ほど前だったので、そのときはまだ一割負担だったと思うが、かかりつけの歯医者で、80円という請求額に驚かされた。もっともそのときの治療は簡単で、抗生物質の薬剤を歯の間に詰めるだけのことで、ドクターの手間も5分とはかかっていなかったとは思うが、それにしてもいまどきたったの80円の請求だ。事務を扱っている女子が正当に給料を支払ってもらっているのか心配になった。なにしろ支払はフタケタの80円ですよ‼

 いま国は医療保険の赤字額がかさんで、医療保険制度が成り立っていくのかどうかの瀬戸際にあるはずだ。一方受益者負担がこんな常識外に安いのはおかしいのではないか。日本の医療制度はいい制度なのだから、みんなで負担して、制度そのものは残していかなくてはならない。ある日突然厚労省から「医療保険は破綻しました。これからは全額受益者負担になります」といわれても、われわれ国民は困るのだ。もともと保険というものは、支払えないほど多額な請求額を、毎月保険料を支払うことによって可能にするのが目的のはずだ。例えば心臓交換などの大手術で支払額が1000万円にもなったとする。それを保険に助けてもらうのが本来の保険の在り方だろう。受益者にとっても80円だけの支払で済んだと喜んでいる場合ではない。日本の役人にはアタマのいい人が揃っているのだから、早く対策を立てて医療保険制度を守ってもらいたい。それには加入が一定期間受益者全額負担など、現在の医療保険を破産から守るドラスティックな施策が必要だろう。私は負担額が5割でもかまわないと思っている。その代り、たとえば一件100万円を超す多額の請求額に対しては、負担率を下げれば済むことではないか。みんなで医療保険制度を破綻や外国人など保険料もろくろく払っていない人の格安受診から守っていかなくてはならない。ご同意いただけますか? □

(写真はネットから借用)

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