tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

日記180211・エビタイ

tokyokid2018-02-11

日記180211・エビタイ
 俗に「エビタイ」という。安い代価で高い物品を手に入れることだ。ここではエビは安いものの代表、タイは高いものの代表として扱われている。
 ところが最近風向きが変わった。エビもタイも高くなってしまったのである。これはみなさまご存じのとおり。
 ま、「漱石」の言葉の由来は「負け惜しみの強いこと。石に漱(くちすす)ぎ流れに枕する」と常用され、夏目漱石の雅号「漱石」の由来として有名。「枕流漱石(ちんりゅうそうせき)」ともいうことだから、いわば「ものごとがさかさまになる」ということだろう。だが現実は「あれもこれもみんな高くなってしまった」のである。
 テレビでよく「食いだおれ競走」などを放映しているか、こんな脳天気なばんぐみをいつまで続けられることか。現に日本人は従来いくらでも食べられた鰯や秋刀魚が食えなくなってしまったではないか。
 食糧危機はもうそこまで来ているかも知れないというのに。これが「杞憂」であればいうことはない。□
(写真はネットから借用)