日記140523・アメリカの電気自動車
日本でも路上で電気自動車が見られるようになったが、アメリカでも使い始める人がでてきたと見える。写真はロスアンジェルス市郊外の、さる事務所関係のビルが集るところの駐車場でみた「テスラ」社製電気自動車。ごく普通の4ドアセダンであった。
電気自動車の性能は、その蓄電池の容量に左右されるため、主として航続距離に不満がでる。テスラは日本のトヨタの出資を受けているから、その点も当然クリアして新車を出してきていると思われる。
また電気自動車には、ガソリン自動車でいえばガソリンスタンドに当る、ふつう特別製の電気供給機が必要である。家庭のコンセントからでは電気が供給できないのが普通である。アメリカのマーケットにいくと、買物の時間を利用して、プラグを差し込めば電気を供給できる装置が何台分か並んでいるところも少なくないが、日本では各社が各自の規格を持っているので、なかなかそういう装置が普及しない。
そのあたりが、意思決定のスピードに劣る我が国のアキレス腱であろう。