tokyokidの書評・論評・日記

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くるま日記121025・ホンダCRZの6個月後

tokyokid2012-10-25

日記121009・ホンダCRZ の6個月後
 新車で導入したホンダCR−Zが6個月経過した。
 オーナーは至極快調だと言っている。事実3個月経ったときに小さなトラブルがひとつだけあり、ディーラーの修理にみてもらったことがそのときの一度だけだから、よしとしなければならない。もちろん保証期間中のことで、修理代は無料であった。
 その小さなトラブルとは、走っているときにブレーキをかけると、左うしろのタイヤがゴロゴロと音を出すようになった。気になったのでディーラーの工場で見てもらった。20分もかからないで出た結論は、タイヤハウスに枯葉なぞのゴミがたまってしまった結果、タイヤに接触して音を出していたからそのゴミを除いただけ、という。これでは設計が悪いのではないかと思ったが、ディーラーに言うことではないので黙っていた。なんでブレーキをかけたときだけ音が出るのか理由を知りたかったが、当方が修理担当者と話をする機会がなかったので、この点はわからず仕舞であった。
 もうひとつある。それはこのくるまが300万円超えのくるまであるにもかかわらず、わずか6個月でインテリアのプラスチック部品のメッキが曇ってきたことだ。ドア部品である取っ手のメッキ部分が曇って、色つやを失ってきたのである。もちろん作動の機能を失ったわけではないので、使用上は差支えない。でも安ぐるまではないので、こういうことには気を使ってもらいたい。当家は以前40年以上にわたって日産車を愛用してきたが、日産車の場合は、たとえば Z のような高級車であっても、やはりインテリアの前部座席の取付部品であるボルトが脱落して、運転中車内の床を転げ回るという現象が、多かれ少なかれうちにきた日産車のどれにも見られた。もちろん取付部品が落ちた座席はガタガタして、毎度修理工場に持ち込む始末となった。ホンダ車よお前もか、と言いたい。
 あとは至極快調に走っている。燃費については、ハイブリッドにもかかわらずリッター10キロをちょっと出るくらいで、期待値には程遠い。これには理由があって、オーナー兼ドライバーが街中で無暗やたらに神経質な運転をするからである。せっかくアイドリング・ストップ機構がついているのに、交差点で止まると前車との距離をちぢめるために30センチほどくるまを動かす。これの繰り返しなのだ。そのほか急カーブに急発進に急ブレーキ、いつもブザーで注意されている。いくら街中とはいえ、だいたいがアクセルを踏んでいなければブレーキを踏んでいる、という運転モードだから、燃費はよくなりようがない。だからエンジン1500cc のハイブリッド車の割には、ガスを食ってしまう。
 ただしデザインと塗装色については、最初に気に入ったとおり、いまでも満足、満足、なのである。さすが国産車で、故障らしい故障が全然ない。アメリカや欧州に居たとき、アメリカ車、ドイツ車、フランス車などにもたびたび乗っていたことがあるが、とてもこうはいかなかった。日本は安くていいくるま、そしてちょっとやそっとでは故障しないくるまをつくって世界中のユーザーを満足させているのだから、もっと胸を張ったらどうか、と言いたい。日本で外車に乗っている人は、よほどおカネに困らないで、くるまとはこわれるもの、こわれたら修理するもの、という前提で作られている外国製のくるまに趣味で乗っておられるのであろう。われらが国産車はその点バンザーイだ! 安心してるよ! そして愛してるよ!
 下記のアドレスは、このくるまの購入時にアップした記事である。併せてご参照いただきたい。
http://d.hatena.ne.jp/tokyokid/20120410