tokyokidの書評・論評・日記

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日記150508・大阪駅前

tokyokid2015-05-08

 前回「ヨメさんのひどい話」を書いたが、誰も書き込みをしなかったところを見ると、こんな話はいまどきあまりにも一般的で、話題にもならないのだと思い知らされた。そうとなると、こんどは日本の社会の移り変わりというか、戦後の堕落ぶりを嘆かなくてはならないのだが、それはまた別の機会に譲るとして、肝腎なことは、いま日本は二千年の歴史で大きな転換点に差し掛かっている、ということだ。昭和二十年の敗戦は、我が国の歴史始まって以来の経験だったから、いまの英語の氾濫ぶりひとつを見ても、その社会の変革ぶりの大きさが覗かれようというものだ。きっと私どもの孫の時代には、すっかり変った日本を見ることになるだろう。それは戦前の日本とも、戦後オリンピックまでの日本とも、その後PCが普及したこの四半世紀とも、まったく比較にならない別の日本の顔だろうと思う。
 で、今回は大阪駅前のたたずまいである。東京駅前とくらべて、小ぶりな顔である。電車は駅前の百貨店の地下から出入りしているし、近くには東京駅からほど近い皇居に当る大きな緑もない。ちょっと外れたところから大阪一の道路・御堂筋が始まっているが、それと駅の裏側の旧JR貨物ヤードの跡地開発が大阪駅の顔であろう。でも大阪駅前には、ご覧のとおり大丸、阪急、阪神の大デパートが林立している。この点が東京駅前と違う。
 今回の写真は表側だけ。地下の電車乗り場は阪神電車のもの。
 もう疲れて、写真を撮るために駅周辺を歩き回る元気もなくなってしまった。こうなると人間おしまいだなあ。