tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

日記180301・上野東京ライン

tokyokid2018-03-02

日記180301・上野東京ライン
 この欄ではいつも文句だけ言っているから、たまにはいいことも書かなくてはならない。最近 JR東日本管内のいわば首都圏に「上野東京ライン」が開通した。ありようは上野駅と東京駅の間の従来線に複線をひとつ増設しただけのことだが、名にしおう東京のド真ん中のことであるから、その増設はさぞ大変な作業であっただろうことは想像に難くない。その結果東京駅や上野駅始発の電車がなくなって、いわば関東平野の端から端まで貫通することになった。もちろん東京駅や上野駅は単なる通過駅になってしまったわけだ。
 今回結ばれたのは従来の東海道線高崎線、それに宇都宮線であるが、常磐線も品川駅まで乗り入れとなった。この結果、たとえば熱海発高崎行、逗子発宇都宮行などができたのである。つまり前述のごとく関東平野の端から端まで、乗り換えなしに行けることになって、これは便利になった。
 同様なことが私鉄各線を結んで行われている。すでに埼玉の奥から湘南の海沿いまで、また旧国名で相州といわれた中央林間から、武州の久喜や栗橋方面まで直通電車が走っている。いまの国土交通省、昔の運輸省の東京の私鉄は山手線で止める政策を変えただけでこんなに便利になった。
 ま、これで日本中の人口が首都圏に集まってしまう一極集中に拍車がかかることは間違いない現実なのだが。□
(写真はネットから借用)