日記180711・あんパン
日記180711・あんパン
人は老いると味覚が幼時に返るというが、それは本当らしい。あんパンの嫌いな子供は存在しないと思うが、三途の川を目前にしたこちとらも最近はとみに・あんパンを食う頻度が高まってきた。現役のときはこんなことはなかったことなのに。
明治期になって西洋からパンが入ってきて、それで餡を包むことを思い付いたのは現在でも盛業中の「銀座の木村家」である。真ん中のヘソのところに桜の花びらをあしらったのもいかにも日本人の素晴らしい発想であった。
最近ネットで静岡県の下田市に「ハリスさんの・あんパン」なるものを発見した。写真で見る通り、うまそうな・あんパンだ。黒船来航の下田だからこういうネーミングになったと思うが、外人のハリスさんなる人がいてこの・あんパンを作り上げたのかどうか、いちど現地で確かめたいと思っている。もちろん食ってみたいと思うがまだ果たしていない。楽しみはこれからだ。□
(写真はネットから借用)