日記121106・ヘンな日本語・江no fes
日記121104・ヘンな日本語・江no・fes
なんだこりゃ、という日本語である。
本来は「江の島フェスティバル」と表記すべきだろう。「江の島祭」「江の島まつり」とすればもっとわかりやすい。
それを略して、英語を不適切に混ぜて、愚にもつかない日本語ができた。英語部分は大文字・小文字とりまぜてあり、言語としてはなっていない。
このポスターを見た日本語の読めない外人は、「江」が読めないから、「no fes」つまり「no festival」とカン違いするかもわからない。
いまの大方の日本人は、英語でいえばなんでもカッコいいと思っているらしい。でも実際に使う英語のレベルといったら、こんなにお粗末なものなのだ。
フランス人は自国語に誇りを持っている国民だと聞く。
ある母親は娘を嫁に出すに当って、「うちはたくさんのおカネを娘に持たすことはできませんが、この娘のフランス語だけは、どこに出しても恥ずかしくないように躾けてあります」と言ったという話がある。いまの日本では、誰も言えないセリフである。親からしてきちんとした日本語が使えないのだから、仕方がない。
やめてくれえ、こんな日本語。