tokyokidの書評・論評・日記

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180611・飲んべえの・・・・・

tokyokid2018-06-11

日記180611・飲んべえの・・・・・
★飲んべえのメシというたは酒の事(謝)
これは川柳だが、江戸時代に盛んだった狂歌にもこういうのがある。
★げに酒は愁をはらふはゝきとてたはこともはく青反吐もはく(宿屋飯盛)
 汚い句だが、酒飲みの真実を言い当てているね。おれたち下戸にとっていちばん辛いのは、酒席で飲酒を強いられることだ。これは他人迷惑もはなはだしい。いっそのこと、私の友人のひとりのように、酒を一滴も飲めない体質にできあがっていれば話は別なのだが。この男が宴席で席を立ったスキに同僚に飲んでいたジュースのコップに少量のビールを混入された。席に戻った友人は知らないでそれを飲んだ途端にひっくり返って救急車を呼ぶ騒ぎになった。以後この男に酒を盛る悪いヤツは出なかったというが、これくらい徹底してくれると、われら下戸は助かる。
 たいていの上戸が定時後に「いっしょにメシでも食おう」とういときは、きまって酒を呑むのが主目的なのだ。正確に言えば「一緒に酒でも飲もう」ということなのだ。日本の場合、こういう誘いを断ってはあとあとまずいことになるので、渋々ついていくことになる。そこで飲酒を強制されて塗炭の苦しみを味わうことになる。
 そういうわけで、私の場合は前記の酒が一滴も飲めない友人と会食するときだけが心の休まる食事を友人と一緒にできるとき、なのである。□
(写真はネットから借用)