tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

日記150218・沖縄の桜

tokyokid2015-02-18

 先週末沖縄を旅行中の友人が、沖縄の桜ほか何枚かの写真を送ってくれた。沖縄はさすが南国で、緋寒桜というものだそうだが、もう2月の中旬に咲いてしまうんだねえ。でも私のような戦前派は、戦中沖縄から出撃した特攻隊員はこの桜を見ながら敵艦に体当たりしていったのだろうと思うと、半世紀以上前のことが昨日のことのように思えて涙を禁じえない。考えてみれば、私の人生はずっとあの戦争から敗戦後の状況に影響されていたというか、揉みくちゃにされてきた長い人生だった。4,5百年前の戦国時代の人たちも、そんな感慨を持っていたのだろうか。
 ふたつ目の写真は本来「三枚目」に掲示すべきもので、サングラスをかけた肉屋で売物の豚の頭皮。料理をするときは細かく刻むそうだが、たしかにこれが丸ごと出てきたら食欲に影響するね。
 みっつ目の写真は那覇市中央部にある「公設市場」だそうだが、私にはなんだか戦後本州のどこの駅前にでもあった「闇市」の建物のようにみえる。公設市場なら自治体が関与する建物だろうから、もう少し清潔な建物に仕上げてもらえないものだろうか。沖縄は日本の最貧県なのだから、日本政府はもう少し沖縄に対する援助額を増やしたらどうか。どうせ国家予算の10倍以上の借金をかかえているのにも関わらず、中東のテロ対策に注ぎ込む。それよりは日本の生命線を守る上でかけがえのない沖縄県に対する援助に使ったほうが、国民もよほど納得するのではなかろうか。
 その友人曰く、朝9時になると米軍の戦闘機の飛行訓練が始まり、その騒音がかなり大きいそうだが、実際には学校の授業が始まる10時には終了するという。こんなことは、日本のマスコミはまったく伝えてくれない。片手落ちの報道をするマスコミなんて意味がない。朝日新聞、NHKを始めとする日本のマスコミはいったい何を報道し、何を論評しているのか。皆さんそうは思いませんか?