tokyokidの書評・論評・日記

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日記140625・アメリカのギャススタンド

tokyokid2014-06-26

 アメリカのガソリンスタンドは広々としていて、ほとんど100% のところが、客が自分で給油する方式だ。人件費を節約しなければならない事情がよく出ている。日本のように、従業員が飛び出してきて給油するスタンドはめったに見かけなくなった。ましてや給油を終えて路上に出る客の車を安全に誘導してくれるところなど、アメリカにはない。もっとも交通量が段違いなのも事実だが。
 スタンドに附属しているたとえば洗車にしても、無人で全自動なのが普通なのである。だから安くできるのだろう。まただから安い洗車で客を引き寄せてガソリンや他の物品を売ることもできるのだろう。もちろんちょっとした修理やタイヤ交換やバッテリーのチェックなどをやってくれるサービス工場を併設しているところもある。
 そのほかに物品販売も盛んである。これは日本ではほとんど見ないサービスだ。アメリカではコンビニはあまり見かけないから、その代替ということもあるのだろう。写真のように、まさに「併設」という手もあるのだ。日本のオイルやガラス磨き用品など、スタンドでの自動車用品のほそぼそとした販売とはまったく違う。
 ガソリンそのものも安い。かつては日本の半分くらいであったが、原油が1バーレル100ドルを超す現在では、さすがにその差は縮まった。でもやはり、アメリカのギャススタンドは広いねえ。日本のスタンドが箱庭に見えてくる。看板に安い目玉商品を大きく掲げて客を呼ぶ商法にも注目してほしい。アメリカでは安くなければ客は集まらず、日本ではあまりにも安いと客は警戒して集らないのとは大違いなのだ。でも洗車がたったの3ドル(300円)とは、泣かせるねえ。