tokyokidの書評・論評・日記

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日記140506・アメリカの本屋

tokyokid2014-05-06

 これも「品変る」話。
 アメリカの本屋は、日本の本屋からは想像できない業態を展開している。まるで本を売るのはほんの副業、と言った感じなのだ。
 まず本を売る。これは当り前。だが本棚に「manga」があるのには驚いた。もちろん英語の本だが、いまではアメリカでも日本のマンガは当り前の「売る」本なのだ。英語で漫画は cartoon だが、manga というのは日本のマンガ、ということだろう。これには驚いた。
 ほかに喫茶店。この店はスタバと組んで、二階に囲いをつくって喫茶店のレイアウトで、コーヒーその他を売っている。客は本棚から(売物の)本をとってきて、喫茶店に坐り込んで読んで、買わないのならまた元の本棚に戻しておけばいい。また喫茶店でカネを使いたくなければ、フロアのあちこちにしつらえてあるソファに坐り込んで、同じく立ち?読みをすればいい。坐って立ち読みをするのは、まことに快適なのだ。日本の本屋のように、ハタキで追い立てられることもない。これではアメリカの本屋は、まるで無料の開架式の図書館のようだ。本好きにはたまらないところだ。でもこれでは「万引き被害」も無視できないだろうなあ。
 写真は本屋の入口、マンガの棚、喫茶店で買ったコーヒー、そして商店街のこの本屋の向いにあった日本名のテイクアウト専門のレストラン。余談ながらこの手のレストランは、店名が日本語由来のものであっても、日本人ではなく韓国や中国などの東南アジア系が経営する店がほとんどなので、日本の店のつもりで料理を頼むと、とんでもないものがでてくるから要注意。外に出たら、紺碧のカリフォルニアの空に雲が浮いていた。