日記140501・バストラの運転マナー

　所変われば品変る。アメリカのバスとラックの運転マナーは、日本と正反対だ。アメリカでは、トラックは常に紳士的な運転で、写真に見られるとおり道路の右端を低速で順序を守って走り、バスは左端の高速レーンを乗用車なみのスピードですっ飛ばしていく。いうまでもなく、アメリカでは右側通行である。
　アメリカのトラックは、本当に紳士運転だ。カバーもしないで砂利を積載しているダンプはいないし、安全第一で、常に他の交通の邪魔にならないように、写真でみられるとおり、行儀よく右端を一定の速度で走っている。追い越しをかけるときも、それこそ慎重に追い越し車線の空いたときを見計らって安全に追い越していく。無理な追い越しなど、まず見られない。だから乗用車が、たとえば40フィートのコンテナを引っ張るトレーラーを追い抜くときだって、まったく神経を使わないで済む。
　これに反してアメリカのバスは、乗用車なみどころか、乗用車以上の速度を出して追いぬいていく。バスはプールレーンと呼ばれる、左端の本来二人以上乗車した乗用車専用の特別の車線も走ることを許されていて、写真では見にくいかも知れないが、その車線を疾走していく。
　写真は紳士的に左端を走るトラック群と、右端のプールレーンを疾走するバス。