日記121116・あんころ餅・赤福
昔懐かしい食べもののひとつに「あんころ餅」がある。
搗きたての餅に、小豆あんをまぶしただけのものだ。
でも郷愁をそそる。
それはこどもの頃、戦時中に私が疎開していた田舎の村の鎮守のお祭りで、祖母が作ってくれたときの素朴な味を、この齢になっても舌が忘れないからだろう。
いまは神社のあんころ餅がいつでも買える。
たとえば三島の三島大社でも売っているが、極め付きは伊勢神宮の「赤福」だろう。
名古屋に行ったときは、駅の売店で必ず買う。そしてこどもの頃のあんころ餅を思い出す。
写真は赤福の化粧箱上部。