日記150319・伊豆急

　伊豆急は伊豆半島東側の伊東から半島突端の下田まで単線で通している私鉄だ。でもありようは　ＪＲ東日本と相互乗り入れをしていて、伊豆急は熱海まで乗り入れている。もちろん　ＪＲ東日本も下田まで乗り入れている。伊豆急にはなかなか面白いデザインの車両もあるのだが、熱海の駅でいつでも見られるというわけにはいかない。たまたま行き合わせたときに撮った写真を載せておく。
　熱海起点でみると、東京までの距離にくらべて、下田は予想より遠い。電車賃をとっても、同じ1940円なのだ。距離でいうと、熱海―東京駅間が約100キロ、熱海―下田駅間が約60キロである。面白いことに、地図で見ると、伊豆の大島は本州側の熱海からみて、下田より近いところにある。それほど伊豆半島は長大な半島なのだ。
　伊豆急や下田は、ペリーが売りもので、熱海駅に止っていた電車の中にも、写真のようなペリーの等身大の写真が飾ってあった。また伊豆急の一部の車両は、下田に向って左側つまり海側を見渡せるように座席をそちらに向けて設置した車両もある。
　北陸新幹線も金沢まで開業して、日本国中観光客の誘致に躍起だ。外国人もくるだろうし、そもそも日本の高齢者はどこに行っても観光地に列をなして群がっている。自宅がせまいとこうなるのだろうが、欧米ではあまり見ない光景だ。