tokyokidの書評・論評・日記

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日記210520・家庭菜園

日記210520・家庭菜園

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 孫が庭で野菜を植えてみる、と言ってきた。なにを植えるのか訊いてみたら自分の好きなメロンを植えるという。そんな専業農家でもむずかしい植物を植えても芽を出すかどうかも分からないから割合簡単なトウモロコシを植えることを奨めておいた。その後どうなったか。

 昔戦時中、小3から小5まで、埼玉の奥の祖父の農家に疎開した。わずか3年足らずの間だったが、都会のもやしみたいな小学生だった私は、この機会がなければ一生経験しなかったであろう貴重な経験をした。山羊、鶏、兎などの飼育。それらを狙ってくる狐や猫や蛇との格闘、そして麦踏みやトマトやきうりや茄子、じゃが芋や薩摩芋などの栽培。近所の小川や沼でのハヤや鮒などの釣り。たまには背が黒く腹の赤いグロテスクないもりも釣れてきた。祖父も疎開して一町の広い畑を大きな旧庄屋の屋敷ごと買い、趣味の農業をやっていたが、陸稲はあっても水稲だけはなかった。だから畠に関することはひととおり見ていたように思う。

 疎開先での珍しい経験はいくらもあるのだが、それらの話は別の機会に譲るとして、ここではひとつだけ。

 じゃが芋とトマトは親戚筋の植物と見えて、トマトにじゃが芋を接ぎ木すると上にトマト、下にじゃが芋が出来て収穫ができる。もっとも両方とも実は大きくならないし美味でもない。でもこのことを知っている人はまずいない。ということで、今日はここまで。

□(写真はネットから借用)

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