日記210420・投資の話
日記210420・投資の話
最近聞き込んだところによると、近々高校で「投資」の授業が始まるという。いままで日本の教育では「お金とはなにか」の話をしてこなかったから、これはいいことだ。資本主義でかつ自由主義を標榜する我が国に於いていままでお金の授業をしなかったのは役所の怠慢であったといえる。
お金の話を構成する一部分だけである「投資」をとりあげてみても、これからはたとえば年金のコースをどれに決めるか、自分で選択しなければならない。これはアメリカではとっくに「401K」として実行されていることで、最初にこの選択を誤ると、老後の年金支給額にかなりの差が出てくる。極端な場合、掛金総額を支給されない場合だって多分に考え得るのだ。
こうしてみると、高校生に投資の話を教えておくことはむしろ必然であることがわかる。文科省もたまには国民にとって必要な施策を実行するのだなあ。□(写真はネットから借用)