日記200711・男の胃の腑
日記200711・男の胃の腑
男は女の心をつかむためには何でもやる。殺人さえ犯すことは読者諸賢がよくご存じのとおり。もっともつかまえてしまえば「釣った魚にエサはいらない」とほざくヤカラが多いのも事実だがね。
では女が男をつかまえておくにはどうすればいいか。男の胃の腑をつかまえればいのである。これが最短距離。保証する。だが女はうぬぼれが強いから、胃の腑をつかまえなくても髪の毛で繋ぎ止めておけばいいと多寡をくくる向きも多かろう。もちろんそれで済めばいいのである。
一昔前までは、夫婦というものは、男がソトで稼ぎ、女は家を守っていればそれでよかった。世の中が変ってそうも言っていられなくなった。いまは男も女も自由に外を出歩くから、結婚したあとといえども、互いに互いを引き留めておかねばならぬことになった。そこで女も男をなんらかの方法で繋ぎ止める必要がでてきたわけだが、世の中の女のどれほどがその事実を把握しているだろうか。
ま、男は女の生涯が終るまで充分な資金を用意しなくてはならない。女はその間、男の胃の腑をぎゅっとつかまえておかなくてはならない。そうでなければ、男はのこのことほかのみめ麗しきおなごの後についていってしまう。その傾向と対策をご伝授申し上げているつもりなのだが。余計なお世話であればそれに越したことはない。□(写真はネットから借用)