tokyokidの書評・論評・日記

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日記190121・女のおしゃれ

日記190121・女のおしゃれ

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 女性は美しくなければならない。心も外見も。老いも若きも。その上自分の個性もそれとなく主張しなければならない。

 日本人はよほど群れるのが好きなのか、それが安心できるのか、ファッションもみんなと同じ、右へ習え、だ。黒いスーツがはやれば一斉にみな黒いスーツ。髪のパーマが流行ればみんながパーマ。男も女も実に画一的だ。個性がない。面白くもおかしくもない。その人に似合う、似合わないにかかわらず、みんが着ていれば自分も着る。メダカでも蚊とんぼでも群れていれば安心なのだ。自分の個性に合った服装をしようとしない。髪形も同じ。若い女性はみなお面を半分隠す肩までの長い髪を、お面を半分隠すようにして垂らしている。ここ何十年もポニーテールやアップを見たことがない。つまりよほど変ったヤツだ、と認識されるのが怖いのだろう。アップにすれば水商売と間違えられるのよ、という声も聞いたが、これこそいまの若い者の得意語「差別語」の最たるものではなかろうか。これでは自分の個性に合った服装なんて望むべくもない。

 写真を見てほしい。あるアルゼンチン・タンゴの CD ジャケットから取ったものだが、これはどうだ。日本の女性もこれくらい気の利いた着こなしと髪形をしてよ。もっとも日本人女性がこの服装をそのまますれば、ハニワみたいだとか、あの人は浮いているとか、たちまち否定的な見方が広がるだろうが。ほかのも見てよ。個性的だねえ。日本では見ないファッションだねえ。

 つねづね私は老妻に「巣鴨スタイルだけはしてくれるな」と言っている。老女になって、目立たないだけが取り得の迷彩色のくすんだ服装ではなく、アメリカの老女みたいに自分に合った個性的な服装をしてもらいたいのだ。

今から注文すればこの秋はさっそうと着られるよ。老妻に「費用はオレが持つから」と持ち掛けたら「腰が曲がっているからもうダメよ」とのことだった。腰なんか曲がっていたって構うもんか。女は見た目第一。自分の個性を主張したカラフルなおしゃれをしなくちゃ。□

(ほかの写真はネットから借用)

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