tokyokidの書評・論評・日記

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日記181111・筍、鶏卵、鳥肉

日記181111・筍、鶏卵、鳥肉

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いったい今の人は「親子丼」の意味がわかっているのだろうか。最近そんな疑問が湧いてきた。

三題噺めくが、この間テレビのバラエティー番組を見ていて仰天した。その番組に呼ばれるゲストは、東大ほか官学在学中の俊優大学生と、私大生の場合もいわゆる早慶上理の難関校の学生ばかりなのだ。ああそれなのに。

 司会者が「筍は大きくなったら何になるのでしょう」と質問しても答えられる者がいない。みな知らないのだ。筍は竹林で採ることもご存じないらしい。もちろん「雨後筍」なんて言葉もご存じなかろう。筍は春雨が降るとニョキニョキと地面から生えてくるものなのだ。次に「鶏卵はなんの卵でしょう」というと「鳥」と答える。それでは「何の鳥でしょう」と問うと答えられない。みな鶏卵といえば鶏の卵だということを知らないのだ。同じく「鳥肉はなんの鳥の肉でしょう」という問いには「・・・・・・・」。

 これが私には一問も解けないであろう難関校の入学試験を突破してきたいまの若い日本人の常識レベルらしいが、信じられないことだ。「世の中変った。紅茶にクリープ」と森永乳業の CM が一世を風靡したのはだいぶ前のことだが、それにしても世の中変った。

 でもこうした秀才連中がこれから国の舵取りを任されるとしたら、喜んでいいのか、悲しむべきなのか。これはもうアハハと笑うしかないのであろうか。□

(写真はネットから借用)

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