日記150801・飛行機組立作業

　先日ご報告したＳＴＯＬ機の組立作業の進捗状況を見せてもらってきた。週一度有志が集って作業をするのだから、時間がかかるのは当然。で、まだ部品をユニットに組み立てる作業が中心であった。
　それでもエンジンやタンクや翼が形をなしてきており、飛行機の組立現場らしい雰囲気がみてとれた。ここは墨田区中小企業センターで、最新の工作機械も揃っており、その教官も組立作業の一員として参加しているのだから、まさに鬼に金棒といったところか。
　横では「Ｈｏｋｕｓａｉ」と呼ばれる一群の電気自動車の試作も行われていた。このほうは、一人乗りの巡回に使われる仕様のいわゆる電気自動車から、自走の電動車椅子でありながら他人に押してもらうアシスト式に機能を変換できる多機能の車椅子まで、いろいろなくるまを試作していた。それぞれに、１，２，３・・・と番号がふってあった。
　帰りに建物の外にでると、イルミネーションをつけたタワーがきれいであった。聞くところによると、タワーに来る見物客は、タワーの建物の下に乗り入れている地下鉄で来てそのまままた地下鉄で帰ってしまうので、附近を散策する人はほとんどいないという。せっかく周囲も含めて町をきれいに整備したのに、もったいないことをする見物客もいるものだと思った。