tokyokidの書評・論評・日記

tokyokid の書評・論評・日記などの記事を、主題に対する主観を明らかにしつつ、奥行きに富んだ内容のブログにしたい。

NZ日記120805・NZのバス停留所

tokyokid2012-08-05

NZ日記120725・ニュージーランドバス停留所

 写真はニュージーランド(以下NZ)・オークランドのブロードウエイ付近のバス停だ。電光掲示板があって、次に廻ってくるバスの路線番号や行先、予想到着時間などがわかるようにリアルタイムで表示されている。日本でもこれに似たサービスが供されるようになった地域があると聞くが、早く普及するといいと思う。
 NZ のバス停でいいことはもうひとつ、どのバス停にも「ゴミ箱」が置いてあることだ。それも清潔にして使っている。アメリカでは、例の911のテロ事件以来、駅や空港からゴミ箱や郵便ポストが消えた。テロで爆弾を仕掛けられると困るからだそうだ。それを見て、なんでもアメリカのマネをする日本でも、駅や街頭からもゴミ箱が消えて、国民は各自ゴミを自宅に持ち帰るよう指示されるようになった。だが日本では、寡聞にしてまだゴミ箱に爆弾を仕掛けられた話を聞かない。それ以来駅でゴミを捨てる場所がないので困っている人は私だけではないだろう。国民の毎日の快適な生活を守るためには、街頭のゴミ箱は必須アイテムだと思うが、自分の仕事をしたフリをして、事実は国民の犠牲で自分の地位・収入を保全しようとする役人どもは、頼まれもしないのにこういうことだけは早くやって、一般の国民に迷惑をかけて、あとは知らん顔だ。ゴミ箱を街から撤去するのは、ゴミ箱に仕掛けられた爆弾がいちどでも破裂してからでいいだろう。
 テロが起きても人が死んでも、どうせ役人は誰も責任を問われないのだから、せめて国民の日常生活の快適性を奪わないでほしい。秋葉原の無差別殺人事件でも、役人や役所が責任をとったという話はまだ聞いていない。教育現場でのいじめによる自殺も、見たところ因果関係があるとかないとか口論ばかりして(どうもこれが民主主義というものらしい)、実際に責任を全うしようとする公務員は、教育委員会にも教師にも、いないに等しいのではないか。それでいて愛人を公務旅行に同行して問題にされると、記者会見で威丈高に「いま謝罪しているではないか」と言い放って、任期いっぱい居座る意向を示した減税日本名古屋市議もいた。日本は役人にとっても議員にとっても、天国でいいねえ。オレも役人になれば楽でしかも収入がよくてよかったのに。□